ザ・エックス・エックスがセカンド・アルバム『コエグジスト』に続く新作のレコーディングをさらに進めていることを明かしており、2016年にリリースすると約束している。
11月18日にザ・エックス・エックスの面々は、フォー・テットやウォーペイントのドラマーであるステラ・モズガワとのスーパーグループとして、BBCラジオ1のアニー・マックの番組に出演を果たしたが、その場で新作について語っている。
ジェイミー・エックス・エックスは、ソロ作『イン・カラー』の楽曲をパフォーマンスするなかでバンドの予定について短く語っている。
「明日からクリスマスまでもう一度スタジオに入る予定なんだ。うまくいってるし、楽しんでるよ。今回はすごく長くやってきたんだよね。最終的に仕上がるのを楽しみにしてるよ」
DJのアニー・マックが2016年に新作が出ると考えてもいいのかどうか尋ねると、ギタリスト/ヴォーカリストのロミー・マドリー・クロフトは頷いたという。
2014年の段階でザ・エックス・エックスはサード・アルバムのためのセッションをテキサスでやっていることを明らかにしており、ロミー・マドリー・クロフトは新作について以前のインタヴューで次のように語っている。
「バンドでツアーをやりながら曲を書くのって簡単じゃないの。だから、まだ新曲についてはあまり仕上がってない状態なのよね。『コエグジスト』のツアーはかなり長かったから。もう一度クリエイティヴになるための、休暇がとれるのを楽しみにしてるわ。でも、間違いなく湧き上がってきてるものはあるし、やる準備はできてるのよ。ここ数年、ツアーで非常に大きなステージでたくさんやってきたわけだけど、それが次のアルバムには反映されると思ってる」
「ここんところ、全員すごく忙しくしてきたからね、新曲にはそれが反映されると思うんだ」とジェイミー・エックス・エックスも付け加えている。「『コエグジスト』はちょっと作るのが難しかったんだ。でも、ファースト・アルバムも難儀なアルバムだったんだよね。結局、すべてのアルバムが難しいんだよ。次の作品はいいものになると思うよ」
彼はまたバンドの制作プロセスについても語っている。「『コエグジスト』を作って、多くのことを学んだんだ。ファースト・アルバムはリリースされるまでの僕らのすべてを注ぎ込んだアルバムだった。『コエグジスト』では、全編どんなサウンドを鳴らしたいのかコントロールしたアルバムだったんだ。新作でもう一度挑戦してみるわけだけど、最終的には形になると思うよ」
その後、彼らはテキサスの音源にアイスランドでのセッションの音源を加え、サード・アルバムについて「まったくこれまでと違う」作品になったと語っている。
サード・アルバムはタイトルもまだ判明しておらず、新曲のリリース日も確定していない。
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