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プッシー・ライオットは、バンクシーによるディズマランドで撮影された“Refugees In”のビデオを公開している。

プッシー・ライオットは9月に、バンクシーによる悪夢のテーマパークでパフォーマンスを行うべくブッキングされ、檻に入って、警察と抗議運動が衝突するバックドロップを背にパフォーマンスを行っている。

「ピッチフォーク」によれば、ビデオと共にプレス・リリースが公開されており、そのなかでプッシー・ライオットは難民危機に対する自らの見解をまとめている。「我々はテロリストに支配された国から逃げてきた人々を受け入れ、保護するべきです」とプッシー・ライオットは綴っている。「死者を嘆くべき時を、ヨーロッパ世界の人道主義への多大な信頼を裏切ってしまう時にすべきではありません」

“Refugees In”のビデオはこちらから。

プッシー・ライオットは難民対応機関をNGOとして共同設立したことを明らかにしており、フランスのカレーでの難民を支援していくという。同団体はロンドンを拠点とするアート集団、ザ・コナー・ブラザーズと共同で設立されている。

「来年は動揺するようなビデオをたくさん公開していこうと計画してるの」とプレス・リリースのなかでナディア・トロコンニコワは語っている。「みんなが気に入ってくれなければいいと思ってる」

プッシー・ライオットはプレス・リリースで次のように述べている。

「もしヨーロッパが多文化主義の価値観を拒絶し、極右政治家の脅しに屈するようなことがあれば、ISISの勝利です。ヨーロッパが国境を閉鎖すれば、前世紀のナショナリズムの時代に戻ってしまうことになります。もしヨーロッパが国境を閉鎖すれば、すべてを危険にさらして急進的なイスラム国家から逃れなければならなくなったとしても、違った世界を見ることはできなくなってしまうでしょう。そのうちの一部はISISに加わり、ヨーロッパの善良な意思に怒り、失望することになるはずです。我々はテロリストに支配された国から逃げてきた人々を受け入れ、保護するべきです。死者を嘆くべき時を、ヨーロッパ世界の人道主義への多大な信頼を裏切ってしまう時にすべきではありません。我々の嘆きは復讐を目的化して憎むようにするものではありません。お互いに助け合い、心からの慈悲を見せるためのものなのです」

プッシー・ライオットは現在いくつかの音源をレコーディングしているとのことで、主なアイディアは、ロシアだけでなく、ヨーロッパやアメリカなど世界的に広まっているように見える保守的な右派政党の波に対抗するためのものだという。「ヨーロッパのネオナチ政党、アメリカのドナルド・トランプ、政党『ドイツのための選択肢』の結成、これらはものすごく怖いものです。だからこそ、フェミニズムやLGBTQや難民賛成といった価値観に誇りを持ち、訴えていかなければならない時であり、訴えていく理由があるのです」

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