ソニック・ユースはアーカイヴ音源の発掘を続けており、1991年にリリースされたブートレッグ音源『ホールド・ザット・タイガー』の最新バージョンをバンドキャンプで公開している。
ソニック・ユースのスティーヴ・シェリーは音源について1987年に収録されたもので、1991年に半公式ブートレッグとしてリリースされている。
「音源はほぼ60分の長さで、費用のかかる2枚組LPを制作させないためにマスターの音源のスピードを少し速めて、全体が1枚のLPに入るようにしたんだ」とスティーヴ・シェリーは述べている。
このブートレッグは1998年にCDでリマスター再発されている。しかし、音質は改善されたものの、テンポとピッチは修正されなかったとのことで、今回テンポとピッチをリー・ラナルドが修正した音源がソニック・ユースのバンドキャンプ・ページで公開されている。
「ソニック・ユースのアーカイヴから最高のサウンドの『ホールド・ザット・タイガー』が聴けるようになって嬉しいよ」
『ホールド・ザット・タイガー』は通算4作目となるアルバム『シスター』をリリースした数カ月後の1987年10月にイリノイ州シカゴのキャバレー・メトロで行われたライヴを収録したものになっている。セットリストは『シスター』や『EVOL』の楽曲、ラモーンズのカヴァーなどで構成されている。
ソニック・ユースはバンドキャンプのページで幅広いライヴ音源を公開しており、3月には12の過去音源をアップしている。最近では2000年に開催された初回のオール・トゥモローズ・パーティーの音源も公開されている。
『ホールド・ザット・タイガー』の音源はこちらから。
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