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パール・ジャムが、パリの同時多発テロを受けて、ロスキルド事件の追悼歌として作った“Love Boat Captain”の歌詞をアレンジし、演奏していたことが明らかになっている。

歌詞を変更し披露されたのは、2002年に発売したアルバム『ライオット・アクト』に収録されている“Love Boat Captain”で、元々この曲は、2000年にデンマークで行われたロスキルド・フェスティバルでのパール・ジャムのライヴ中に亡くなった9人のファンを追悼するために作られた楽曲となっている。バンドは、パリの事件があった翌日の11月14日、亡くなった100人以上の人々を追悼するために、ブラジル・サンパウロでのライヴでこの曲を演奏することを決めたという。

その時の模様はこちらから。

ヴォーカルでフロントマンのエディ・ヴェダーは、ポルトガル語を用いて、曲を紹介すしており、“Love Boat Captain”では原曲の「知り合うことのなかった9人の友を失った、2年前の今日」という一節を、「知り合うことのなかった90人の友を失った、今日再び」というものに変更している。

現在パール・ジャムは南米とメキシコでツアーを行っており、ツアーは11月28日にメキシコのメキシコシティで最終日を迎える予定となっている。

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