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エド・シーランは新型コロナウイルスによる危機の中で自身の所有するロンドンのバーの従業員に賃金を支払い続けている。

エド・シーランは長年のマネージャーであるスチュワート・キャンプと共にノッティング・ヒルにあるバーティ・ブロッサムズのオーナーを務めている。

新型コロナウイルスの感染を防ぐため3月から営業していない同店だが、エド・シーランとスチュワート・キャンプはウェイターやバー・スタッフ、シェフ、キッチン・アシスタントが今後、職に困らないよう賃金を支払っているという。

イギリスでは一時解雇されれば、政府が従業員の80%の収入を補償し、企業側が20%を支払うこともできる政策がとられているが、エド・シーランはその仕組みを使わないという。

エド・シーランの担当者は『ザ・サン』紙に次のように語っている。「エド・シーランとスチュワート・キャンプが共同オーナーのビジネスでは今後も政府による一時解雇の助成金やローンといった枠組みを使うことはありません」

最近のレストランの収支によれば、これによって店舗は170万ポンド(約2億3000万円)の支出をすることになるという。

対照的にヴィクトリア・ベッカムは夫のデヴィッド・ベッカムと共に3億3500万ポンド(約450億円)の資産があるにもかかわらず、自身のファッション・ブランドのスタッフを一時解雇したことで批判を受けている。

『ザ・サン』紙によれば、エド・シーランは地元サフォークのチャリティ団体に100万ポンド(約1億3000万円)を寄付している。

昨日、イギリスのボリス・ジョンソン首相は新型コロナウイルスの第二次感染を防ぐために外出制限を続けなければならないと述べている。

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