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クイーンのギタリストであるブライアン・メイは新型コロナウイルスに世界が屈服したことでヴィーガニズムが人類の未来になると考えていることを明かしている。

ブライアン・メイは新型コロナウイルスの発生源がホースで水をまくことからウェット・マーケットと呼ばれる武漢市の生鮮市場と考えられていることから、今回のパンデミックで人々は肉食との関係を見直すことになるだろうと語っている。

2020年の初めからプラントベースト・ダイエットを行っているというブライアン・メイは『NME』に次のように語っている。「深く掘り下げていくと、僕らが動物を食べるべきなのかということを見つめ直さざるを得ないと僕は思うんだ」

「これは核となる問題だよ。今回のパンデミックは動物を食べた人から始まったようだからね。動物を食べることが我々の健康にとって最高のことでもないということもよく知られるようになってきているんだ」

新型コロナウイルスによる死亡は世界中に広がっており、記事執筆時点で死者数は世界で12万4000人を超えている。

ヴィーガニズムと自身の関係についてブライアン・メイは次のように述べている。「1月にヴィーガン・チャレンジを始めて、今では3ヶ月になる。僕にとってこれは実験なんだ。というのも、長い期間、動物愛護の活動をしてきたけど、時にそれを食べてきたという事実もあるわけだからね」

「だから、ヴィーガンになるというのは一つの判断でしかなくて、これまで説教じみたことをしたことはなかった。ただ、種として動物を食べたことで、世界が屈服するのを僕らは目にしてきたわけだからね。他の種を傷つけない方法で世界を再検証する時だと思うよ」

彼は次のように続けている。「実際にそういうことになるかは分からない。でも、もう少しヴィーガニズムについては声高になっていきたいと思う。というのも、僕にとってはいろんな意味でそれが今後のやり方だからね」

ブライアン・メイはロンドン発のバンド、キングス・ドーターズとの新曲“Get Up”をプロモーションするために『NME』の取材を受けている。

「素晴らしく癒やしになってくれる曲だと思ったんだ」とブライアン・メイは語っている。

「感情の面で盛り上がる曲で、この曲をリリースする時があるとしたら、それは今じゃないかと思ったんだ。キャリアを始めるには最低の時期かもしれないけど、そのことは問題ないと思っているし、メンタル・ヘルスのチャリティ団体であるMINDと協力して、彼らに収益がいくようにしたんだ。これを通して人々を助けられたら、すごいことだからね」

ブライアン・メイがプロデュースを手掛けて参加したキングス・ドーターズの“Get Up”は本日のリリースで、曲の10%がMINDへのチャリティとなる。

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