ポール・マッカートニーは新型コロナウイルスの原因と見られている中国の市場が変化するよう求めている。
ポール・マッカートニーは新型コロナウイルスがホースで水をまくことからウェット・マーケットと呼ばれる武漢市の生鮮市場から生まれたという説に言及して、奴隷貿易の撤廃を引き合いに出して生鮮市場を改革するよう求めている。
『ガーディアン』紙によれば、ラジオ司会者のハワード・スターンに対してポール・マッカートニーは次のように語っている。「中国政府が『わかったよ。もうそろそろ自分たちは衛生的にならざるを得ない』と言ってくれることを願っているよ。現実を見ればさ。昔ながらのこうもりを食べるようなものもあったりするわけだからね」
ポール・マッカートニーは新型コロナウイルスにとどまらない市場の不衛生な実状について言及している。「SARSにしても、鳥インフルエンザにしても、そうした他のものも私たちに影響を及ぼしてきたわけでさ……何のために?っていうね」と彼は語っている。「昔ながらの風習だよね。そうした行動を改める必要があるよ。そうなるかもしれない。そうならなかったら、どうなるか分からないよ」
長年にわたってヴェジタリアンで動物愛護主義者であるポール・マッカートニーは中国の市場について世界の安全に及ぼす影響の点で「原子爆弾を投下するのと同じようなものだ」と述べている。
「一部が残るのは理解しているよ。これまでそうしてきたわけで、それがものの道理だからね」と彼は続けている。「でも、奴隷制をずっとやってきたみたいなものでさ。どこかで変えなきゃいけないんだよ」
インタヴューでポール・マッカートニーは両親が第二次世界大戦を経験した事実に触れて、「活気のある」ストイックな姿勢には前向きな雰囲気があったと語っている。
「そうした精神こそがみんなが必要としているもので、僕らが今必要としているものだよね」とポール・マッカートニーは語っている。「それが今、僕らが目にしているものだよ。多くの人が協力しているわけでさ。人類には多くの善があることを理解している最中なんだよ。そして、有り難いことに、それが姿を現しているんだよ」
ポール・マッカートニーはヘッドライナーを務める予定だったグラストンベリー・フェスティバルが中止になったことにも触れている。「僕にとって残念だったのはチケットを買った人のことだよね。楽しみにしていただろうし、この夏にグルーヴィなことをやろうと思っていたと思うけど、突然、電源を抜かれて、僕らも演奏することができなくなったんだからね」
「僕らにとっても悲しかったよ。楽しみにしていたからね」
先日、ポール・マッカートニーはエルトン・ジョンやストームジーと共に新型コロナウイルスに対処している国民保険サービスに感謝の思いを伝えるビデオ・メッセージに参加している。
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