AC/DCはオーストラリアの高速道路で「現実版『地獄のハイウェイ』」と銘打たれた公演が今週末にオリジナルのフロントマンだったボン・スコットの追悼公演として開催されている。
西オーストラリア州にあるキャニング・ハイウェイは若い頃ボン・スコットがよく使っていた高速道路で、キャニング・ブリッジからフリーマントルの区間で世界最長のフェスティバル会場が出現している。
アミル・アンド・ザ・スニッファーズや少年ナイフといったバンドが平台のトラックに乗ってAC/DCの楽曲を演奏しており、ボン・スコットの遺灰がフリーマントルで撒かれた日から40年を記念して開催されている。
コンサートが行われた10kmの区間はその死亡事故のために現実の「地獄のハイウェイ」と言われており、AC/DCが1979年に発表したアルバムでその呼び名は不朽のものとなっている。
当日の様子はこちらから。
同じ週末にエア・ギターの世界記録への挑戦も行われており、3500人の参加者が“Highway To Hell”に合わせてエア・ギターを行ったという。
昨年、ボン・スコットに代わって加入したブライアン・ジョンソンは2016年に聴覚を失う恐れからツアーから離脱したが、もう一度バンドとツアーに出ることになると語っている。
また、1月にはAC/DCが2020年にアルバムを出してツアーを行うことが報じられており、アルバムには亡くなったギタリストのマルコム・ヤングに関する「サプライズ」があるとされている。
結成メンバーであるマルコム・ヤングは2017年に認知症との闘病の末に亡くなっている。
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