ニール・ヤングは手厳しい公開書簡の中でドナルド・トランプ大統領を批判している。
ニール・ヤング・アーカイヴスで公開された公開書簡の中でニール・ヤングはドナルド・トランプ大統領について「この国にとっての不名誉」だと述べており、「自分たちが共有している天然資源、環境、世界各地の友人たちとの関係を思慮なく破壊している」と批判している。
先日、カナダ国籍に加えてアメリカ国籍も取得したニール・ヤングはドナルド・トランプ大統領の振る舞いを「看過できない」としており、バラク・オバマ元大統領について「いい人だった」と述べている。
ニール・ヤングは次のように続けている。「あなたの政策、決断、短期間での考えは気候変動を悪化させ続けています。私の国であるアメリカ合衆国は、あなたがカートを乗り回してダメージを与えられる自身のブランドをつけたゴルフ場のグリーンではないのです。だから、他のプレイヤーがグリーンを狙うこともできないのです」
ニール・ヤングはドナルド・トランプ大統領が集会で“Rockin’ in the Free World”を使用していることについても改めて批判している。2016年に集会で使われた際にもニール・ヤングはドナルド・トランプ大統領に楽曲を使用されたことを批判していた。
「“Rockin’ in the Free World”はあなたの集会に持ち出すことのできるような曲ではありません」とニール・ヤングは述べている。「あなたがベーシストでロック・バンドで演奏していたらよかったんですがね。でも、ファンの前で毎晩集会でステージに立つには、素晴らしくなければなりません」
「“Rockin’ in the Free World”や私の曲があなたの集会で使われる度に、あなたが私の声に耳を貸すことを願っています。これはあなたを支持しない税金は払っているアメリカ国民、すなわち私の声だということを思い出してください」
「私たちは選挙に出かけるでしょう。そして、アメリカを再び偉大な国にするのです」とニール・ヤングは公開書簡を締めくくっている。
ニール・ヤングはアメリカの選挙権を取得したことを報告した際に民主党へ投票するようにファンに呼びかけていた。
ニール・ヤングは「民主党への投票の登録はこちら」と書かれた紙が貼られた机の前で撮影した写真をソーシャル・メディアに投稿している。彼はアメリカとカナダの国旗の絵文字を添えて投稿で次のように述べている。「参加するという報告ができて嬉しいよ! みんなの良心を投票してくれ」
ニール・ヤングは昨年11月にアメリカでの市民権を申請していたものの、マリファナの使用歴のために取得が遅れていることを明かしていた。
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