GETTY

Photo: GETTY

タイラー・ザ・クリエイターは初のグラミー賞を受賞したことを受けてかつて自身についてグラミー賞は受賞できないと揶揄した2011年のファンのツイートを引用している。

タイラー・ザ・クリエイターは現地時間1月26日に開催された第62回グラミー賞授賞式で2019年発表のアルバム『イゴール』が最優秀ラップ・アルバム賞を受賞して、グラミー賞を初めて受賞している。

タイラー・ザ・クリエイターは受賞を受けてツイッターを更新して、「あまり興奮するなよ。グラミー賞を受賞することは絶対にないんだからさ」と書かれた、マーク・アンソニー(@iLLiPin0)というユーザーが2011年8月にツイートした投稿を引用している。

「受賞したことを伝える瞬間のために、9年前にこの投稿をお気に入りしておいたんだ」とタイラー・ザ・クリエイターはマーク・アンソニーの投稿を引用する形でツイートしている。

「最高の気分だよ。いい1日をな、マーク」とタイラー・ザ・クリエイターは続けている。

マーク・アンソニーはタイラー・ザ・クリエイターの「最優秀ラップ・アルバムと呼ばれる作品の曲は1曲も聴いたことがない」と彼をさらに揶揄したものの、最終的には「おめでとう」と彼に返信している。

タイラー・ザ・クリエイターは2009年12月にリリースしたソロ・デビュー・ミックステープ『バスタード』の表題曲で次のようにラップしている。「My goal in life is a Grammy, hopefully mom’ll attend the ceremony with all my homies(人生における目標はグラミー賞、表彰式では仲間たちと一緒に母親にも出席してもらいたい)」

タイラー・ザ・クリエイターは今年の授賞式で、受賞を受けて自身の母親と、コラボレーターであるジャスパーと共に壇上に上がっている。

タイラー・ザ・クリエイターは授賞式で特に傑出したパフォーマンスを披露した出演者の1人となっており、彼は『イゴール』に収録されている“Earfquake”と“New Magic Wand”をマッシュアップしたパフォーマンスを披露している。

広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ