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デヴィッド・ボウイはストリーミング限定EPより“Stay ’97”の音源が公開されている。

ストリーミング限定EP『イズ・イット・エニー・ワンダー』のリリースは1月8日のデヴィッド・ボウイの誕生日を記念して発表されており、これまでに公開された“The Man Who Sold The World (ChangesNowBowie Version)”、“I Cant Read ’97”に続いて、今回の音源が公開されている。残りの楽曲も毎週公開されていく。

“Stay ’97”の音源はこちらから。

“Stay”のオリジナル・バージョンは1976年にボウイが発表したアルバム『ステイション・トゥ・ステイション』に収録されており、同年の8月に北米と日本でシングルとしてリリースされている。

未発表曲となるこの“Stay”の97年リ・レコーディング・バージョンは、ダブリンのザ・ファクトリーにて行われていたアースリング・ツアーのためのリハーサルを出発点にして生まれた音源となっている。先に会場入りしていたボウイとマーク・プラティ、そしてリーヴス・ガブレルスが、他のメンバーが集まる前にバッキングやシーケンスの準備を行っていた時に、このアイデアが生まれたという。

ライヴでの定番曲を『アウトサイド』や『アースリング』のサウンドに合うような形でアップデートしたいと考えていたボウイは、この時のリハーサルを機に、その後、実際に新バージョンのレコーディングを行い、97年の5月から6月にかけて、ニューヨークにあるライト・トラック・レコーディング・スタジオにてミックスを行っている。当時はBサイド曲としてレコーディングが行われたのだが、最終的に世に出ることはなかった。

この“Stay ’97”は、ボウイ本人とリーヴス・ガブレルス、そしてマーク・プラティの共同プロデュースのもとレコーディングが行われ、ミックスはマーク・プラティが手掛けている。ゲイル・アン・ドーシーがベース/ヴォーカルで、マイク・ガーソンがピアノ/キーボードで、マーク・プラティがプログラミング/キーボードで、ザッカリー・アルフォードがドラムで、そしてリーヴス・ガブレルスがギター/シンセで、それぞれこのレコーディングに参加している。

デヴィッド・ボウイについては『チェンジズナウボウイ』が今年のレコード・ストア・デイにリリースされることも決定している。『チェンジズナウボウイ』は、デヴィッド・ボウイの50歳の誕生日を記念して行われたマディソン・スクウェア・ガーデン公演のリハーサルで1996年にレコーディングされたほぼアコースティックの9曲のセッションが収録された作品となっている。

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