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レッド・ホット・チリ・ペッパーズのギタリストであるジョシュ・クリングホッファーはバンドにとって自身の脱退を決めるのは「とても単純な決断」だったと語っている。

ジョシュ・クリングホッファーは先月、ジョン・フルシアンテの復帰に伴う形でレッド・ホット・チリ・ペッパーズから脱退することが発表されている。

ジョシュ・クリングホッファーはポッドキャスト「WTF・ウィズ ・マーク・マロン」に出演して、10年在籍したバンドの脱退に際して元バンドメイトたちに対する「敵対心」はないとした上で、脱退を告げられた時は「本当にショックだったけど、驚きはなかった」と語っている。

「ジョンとフリーには音楽の共通言語があるからね。フリーとジョンのこれまでの歴史には対抗できっこないよ」とジョシュ・クリングホッファーは語っている。

ジョン・フルシアンテのレッド・ホット・チリ・ペッパーズへの復帰は今回で二度目となっている。彼は1988年にレッド・ホット・チリ・ペッパーズに加入して、1992年に一度脱退した後で1999年にバンドに復帰している。彼はその後、2009年に二度目の脱退をして、その代役としてジョシュ・クリングホッファーが加入していた。

ジョシュ・クリングホッファーはベーシストのフリーの自宅で面と向かってバンドの決断を知らされたとして次のように語っている。「彼らにこう言われたんだ。『率直に言おう。ジョンにバンドに復帰してくれるように頼んだんだ』ってね。僕は少し沈黙した後で、『驚きはないよ』っていうことを伝えたんだ」

「僕に言えたこととすれば、『音楽面であれ、クリエイティヴィティの面であれ、こんな決断があり得ないと思ってもらえるような何かをみんなと成し遂げられていたらよかったのにな』っていうことくらいだったろうね」

ジョシュ・クリングホッファーの今回の発言は彼が以前、バンドからの脱退に際して彼らとの間にわだかまりはないと語ったことに続くものになっている。

2019年11月にバンドと共に演奏したのがレッド・ホット・チリ・ペッパーズとしての最後の公演となったジョシュ・クリングホッファーだが、彼は司会のマーク・マロンに対し、自身がバンドの次のアルバムに寄与することはないと思うと語っている。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズは先日、ジョン・フルシアンテと共にニュー・アルバムに取り組んでいることが明らかになっている。

ドラマーのチャド・スミスは米『ローリング・ストーン』誌に対してジョン・フルシアンテが復帰したことを「とても嬉しく思っている」とした上で、現時点では「公演としてはフェスティバルにブッキングされている」のみだと認めている。

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