ヴァン・ヘイレンのデイヴィッド・リー・ロスはバンドの今後について「当分は見込めない」と語っている。
ヴァン・ヘイレンが最後にライヴを行ったのは2015年となっていて、先日、デイヴィッド・リー・ロスはヴァン・ヘイレンについて「終わった」と語っていた。
今回、現在ラスベガスのマンダレイ・ベイ・ホテルにあるハウス・オブ・ブルースで定期公演を行っているデイヴィッド・リー・ロスは『ラスベガス・レヴュー・ジャーナル』紙のコラムニストであるジョン・“キャッツ”・キャッツィロミーツによるポッドキャスト「ポッドキャッツ!」に出演して、ヴァン・ヘイレンの今後について改めて言及している。
デイヴィッド・リー・ロスはギタリストのエディ・ヴァン・ヘイレンと連絡を取ったことを明かした上で次のように語っている。「エドに電話して、どのギターテックに連絡を取ればいいのかっていうことや俺が必要としていた道具について話したんだ」
「(自分が定期公演をやっていることは)みんなが知っているからね。自分たちは小さなサークルの中で生きているんだよ。マネージャーだったり、何もかもが一緒だからね。シンガロングする曲なんかは、俺が書いているしさ。俺は共同所有者なんだ。(ヴァン・ヘイレンは)DNAに組み込まれているものなんだよ。ヴァン・ヘイレンがどうなろうと、それは俺の類推することじゃないけどね。当分は見込めないと思うよ」
一方、エディ・ヴァン・ヘイレンは彼の体調について近年様々な噂が取り沙汰されており、ここ5年にわたってアメリカとドイツを行き来しながら咽頭ガンの放射線治療を受けていると報じられていたほか、昨年11月にはガン治療に伴う副作用のために数日間入院していたことも報じられている。
デイヴィッド・リー・ロスは以前、『ラスベガス・レヴュー・ジャーナル』紙による別のインタヴューに応じて、ヴァン・ヘイレンとしての今後が不透明な中でソロとして定期公演を行うことに決めた理由について次のように語っている。「エドは調子がよくないんだ。歌や踊りのスキルというのは生ものだからね」
「余裕がある時には日常的に使っていかなければならないんだ。たとえ、その目的がスリルを求めるものだったり、輝かしいスピリットを持った他の人との魔法のような創作でなかったとしてもね」
広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.