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ジョン・レノンポール・マッカートニーによってデザインされたアメリカのミュージック・フェスティバルのためのポスターが17万5000ドル(約2150万円)で売りに出されている。

ジョン・レノンとポール・マッカートニーの2人は1967年に行われたモンタレー・ポップ・フェスティバルのために、このポスターを共作している。ポール・マッカートニーはフェスティバルの運営委員会のメンバーとなっており、フェスティバルではジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、ジェファーソン・エアプレインらがパフォーマンスを行っている。

「モンタレーに平和を」と書かれたポスターは『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のレコーディング中に作られたとのことで、特別な関心を集めるものになっている。ポスターにはカラフルな色彩でアルバム・タイトルも登場している。

このポスターを販売するのはビートルズ専門のロッカウェイ・レコーズで、ロサンゼルスのシルヴァー・レイクにある中古レコード店である同店にとって、これまでで最大の商品だという。

一方、ジョン・レノンが“Love Me Do”のレコーディングで使用したギターは先週末に241万ドル(約2億8800万円)で落札されている。

このギブソン製J-160Eのアコースティック・ギターは、11月7日にジュリアンのオークションで匿名の入札者に販売されている。オークション前には75万ドル(約9000万円)の落札額が見込まれていた。ジョン・レノンが1962年に使用していたこのギターは、不思議なことに1963年に失くなっており、永遠に見つからないものと思われていた。

アマチュア・ミュージシャンのジョン・マッコウは「数百ドル」でこのギターを1970年代にサンディエゴで購入したという。アンディ・バビアックの本を読んでいる時にジョン・レノンのギターと似ていることに気づいた彼は、ビートルズの専門家に鑑定を依頼したという。依頼してくるファンのうち、「99%が何でもない」なかで、後日ジョン・レノンのオリジナルのギターとシリアル・ナンバーが一致することが判明している。

他のビートルズの一品としては、1964年の「エド・サリヴァン・ショウ」出演時にリンゴ・スターの使用したザ・ビートルズのドラム・ヘッドが200万ドル(約2億4千万円)で落札されている。

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