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ロンドンにあるライヴハウスのココで現地時間1月6日に火災が発生したことを受け、音楽業界やエンタテインメント業界、政界の著名人らが悲しみを表明している。

ロンドン消防本部はこの日、午後8時56分に通報を受けて8台の消防車と60人の消防士をココに出動させている。火は現地時間1月7日の午前2時37分に消し止められたことが発表されており、ココでは現在改修作業が進められている。

ロンドン消防本部はこの火災で建物の屋根部分が損害を受けたことを認めた上で、建物の他の部分は焼失しなかったと発表している。火災の原因については現時点で明らかになっていない。

「皆さんから多くの支援が届いていることを嬉しく思っており、私たちはこの象徴的な建物を再建して、もう一度軌道に載せるために最善を尽くすつもりです」とココのオーナーは声明で述べている。

DJでプロデューサーのエロル・アルカンはココで起きた火災に反応を示した1人で、彼は火災への驚きを表明しながらココでの初期の思い出を振り返っている。

「青春時代における最高の時をこの素晴らしいヴェニューで過ごしたんだ。誰も怪我をしていないことを祈っているし、火災の被害があまり大きくないことを祈っている。救急隊に改めて敬意を送るよ。僕が初めてDJをした場所の1つなんだ。メイン・ルームのウォーミング・アップを担当させてもらえたんだよ。当時の思い出もそうだし、クラブとして楽しんでいたそれ以前についてもたくさんの思い出があるよ」

インスパイラル・カーペッツのフロントマンであるスティーヴン・ホルトは次のようにツイートしている。「ココでの火災を聞いてとても悲しんでいるよ。お気に入りのヴェニューの1つだったんだ」

『アメリカン・ゴッズ』の著者であるニール・ゲイマンもココでの素敵な思い出の数々をツイートして、ココや消防隊に「愛と心配」を寄せているるとしている。

UKのライヴハウスを支援する活動を行っているチャリティー団体「ミュージック・ヴェニュー・トラスト」は次のようにツイートしている。「素晴らしいロンドンの消防士のみなさんに感謝します……私たちはココにライヴ・ミュージックを取り戻す必要があります」

ロンドン市長のサディク・カーンはツイッターで消火活動に当たったロンドンの消防士たちの「弛みない」活動に感謝を述べているほか、ケンティッシュ・タウン区とカムデン区の評議会でリーダーを務めるジョージア・ゴールドはココでの火災に「心を痛めている」と述べている。

サディク・カーンらによる投稿はこちらから。

「ロンドンの消防士たちはカムデンにあるココで起きた火災の消火活動に弛みなく夜通し取り組んでくれました。彼らが早急に火を消し止めてくれたおかげで、火は建物の屋根部分を燃やしただけに留まりました。消防士や関係したロンドン消防本部のみなさんに感謝します」

「今夜カムデン・パレス/ココで起きた火災に心を痛めています。この建物にはたくさんの思い出があり、カムデンにとっては大きな意味を持っている場所です。素晴らしいことに、ロンドン消防本部が早急に消火してくれ、彼らの迅速で勇気ある反応に私たちは大いに感謝するべきでしょう」

「今夜のカムデンについての恐ろしいニュースだ。消防士たちは素晴らしい反応を示してくれた。ジョージア・ゴールドの言う通り、大いに感謝しなければならない」

ツイッターに投稿された別の投稿で、ココのオーナーはロンドン消防本部の火災への迅速な対応に「心から感謝している」と述べている。「愛されしココは今も健在です」

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