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システム・オブ・ア・ダウンのサージ・タンキアンはイランのカセム・ソレイマニ司令官が殺害されたことを受けてドナルド・トランプ大統領を批判しており、今回の攻撃が中東での「新たな戦争」に繋がらないことを願っていると述べている。

1月3日にドナルド・トランプ大統領の指示によるドローンを使った攻撃でカセム・ソレイマニ司令官が殺害されたことを受けて世界的にも大きな反響が広がっており、外交的緊張が高まるなか、イランは「厳しい報復」が待ち受けていると述べている。

システム・オブ・ア・ダウンのフロントマンであるサージ・タンキアンはニュースが世界的に報じられた直後にツイッターで、マイケル・ムーア監督の投稿を引用する形でドナルド・トランプ大統領の指示を批判している。

「選挙の年となる今年、上院での弾劾裁判まで1ヶ月のところで、トランプはイスラム革命防衛隊の司令官を殺害するよう指示を出したんだ」とサージ・タンキアンは述べている。「クリントンも上院での弾劾裁判を前にイラクを空爆した」

「もう新たな戦争はいらないと言っているんだ」

先週、カセム・ソレイマニ司令官殺害を受けて自身のバンド名がソーシャル・メディアでトレンド入りしたことを受けて、フランツ・フェルディナンドのアレックス・カプラノスはそれに反応を示している。

「フランツ・フェルディナント」というワードは、カセム・ソレイマニ司令官殺害を第一次世界大戦勃発の主なきっかけとなった1914年6月のフランツ・フェルディナントの暗殺に重ね合わせる流れからトレンド入りする事態となっていた。

これを受けてアレックス・カプラノスは「こんな形で自分たちのバンド名がツイッターでトレンド入りするのを見たくはなかった」とツイートしている。

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