アイアン・メイデンのシンガーであるブルース・ディッキンソンが回想録で自らの人生を執筆することが明らかになっている。
本書は2017年秋にまずはハードカバー、デジタル、オーディオブックのフォーマットで刊行され、その後、2018年にペーパーバックで刊行される。ハーパー・ノンフィクションとデイ・ストリートより本書は刊行され、アイアン・メイデンの次のツアーについてもその内容は及ぶという。
ブルース・ディッキンソンは次のように語っている。「自分のこれまで体験してきたことについて本を書かないかというアプローチをもらって嬉しかったんだ。そして、ちょうどいい頃合いだと思ったんだよね。来年はツアーで、本に取り組む時間がたっぷりあるからね。747型機で世界中を回ることについても、きっとかなり変わった筋書きを物語に与えてくれると思うよ」
出版の交渉を行った担当者のジェイク・フォッグは、このプロジェクトを着地できた喜びを語っている。
「ブルースのような人は他にいません。747型ジェット機を操縦したり、国際競技レベルでフェンシングをしたりするロック・ミュージシャンが他にいるでしょうか? 彼は唯一無二なのです。魅力があって、面白くて、あったかくて、控えめで、イギリス人の一風変わった魅力が最高の形で詰まっている人なのです。彼の著書は素晴らしいものになるでしょう。そして、彼と一緒にこの本を出版することができるのを本当に喜んでいます」
ブルース・ディッキンソンはパイロットの資格があり、先頃癌から復帰している。そして、UKアルバム・チャートで1位を記録した『魂の書~ザ・ブック・オブ・ソウルズ~』を引っ提げて、35カ国を自ら操縦する747型機で回る世界ツアーを計画している。
ベーシストのスティーヴ・ハリスは、ブルースが癌を患っていたにもかかわらず、レコーディングでは最高のコンディションだったと語っている。
「そんな素振りはまったくなかったんだ」と彼は語っている。「彼は自分のヴォーカル・パートをどれも完璧に仕上げてね。一方で、僕らはいろいろ細々とやっているという感じでさ。本当に僕らは何も知らなかったんだ。まったく、そんな兆候がなかったからね」
更にスティーヴ・ハリスはこう続けている。「要するにさ、聴いてもらえればと思うけど、彼はこれまでで最高の歌を披露してくれたんだ」
アイアン・メイデンは来年のダウンロード・フェスティバルのヘッドライナーを務めることを先月発表している。
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