ジェイ・Zとカニエ・ウェストはストリーミング・サービス「タイダル」をめぐって行われていた訴訟で和解したと報じられている。
2011年発表の『ウォッチ・ザ・スローン』ではコラボレーションも行っているジェイ・Zとカニエ・ウェストは先週末、公の場で一緒にいるところが目撃されており、ファンを驚かせている。
今回、「タイダル」をめぐって両者間で行われていた訴訟が和解したと報じられている。カニエ・ウェストは「タイダル」でアルバム『ザ・ライフ・オブ・パブロ』を独占配信したことで350万ドル(約3億8000万円)を受け取る権利があると主張していた。
Kanye West & Jay Z reunited last night at Diddy’s 50 birthday party in LA. pic.twitter.com/ov9UqKQqWX
— Rap Alert (@__rapalert) December 15, 2019
「TMZ」によれば、ジェイ・Zとカニエ・ウェストは示談に達していたということで、その結果として音源は再び「タイダル」でも配信されている。「TMZ」は更なる音源の配信も予定されていると述べている。
ジェイ・Zとカニエ・ウェストについては今年1年を通して何度か顔を合わせていると報じられていたが、12月14日には最も公の場となるショーン・コムズの50歳の誕生日パーティーで一緒にいるところが目撃されている。
カニエ・ウェストはジェイ・Zがオーナーを務める「タイダル」で共同オーナーを務めていたが、2017年に退いている。カニエ・ウェスト側の弁護士から「タイダル」宛に送られた書簡には、両者の間に契約違反があったこと、契約は解除されることが記されていたという。その後、2週間のやり取りを経ても解決には至っていなかった。
カニエ・ウェストは以前、ステージ上でジェイ・Zを批判して、妻のキム・カーダシアンが強盗の被害に遭った後も電話一つなかったと述べていた。
また、カニエ・ウェストは期待されている『ウォッチ・ザ・スローン』の続編について、ありえないと語り、「タイダルやアップルのでたらめ」を理由にジェイ・Zを批判していた。
ジェイ・Zは50歳の誕生日を迎えた12月4日にスポティファイに自身の全カタログ音源を復活させてファンを驚かせている。
一方、カニエ・ウェストは来年、テレビ伝道師のジョエル・オスティーンを連れてツアーに出ると報じられている。2人は先日、同じイベントに出演していた。
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