レディオヘッドのギタリストであるエド・オブライエンは来たるソロ・アルバム『EOB』からの新曲となる“Brasil”を今週リリースすることを発表している。
エド・オブライエンは今年10月、予告を経てソロとしての初の楽曲となる“Santa Teresa”をリリースしており、今回の新曲はそれに続くものとなっている。
新曲のリリースについてはエド・オブライエンのインスタグラムで発表されており、彼は手書きのクリスマス・カードをスキャンした一連の画像をインスタグラムに投稿している。彼はクリスマス・カードの中で、“Brasil”を現地時間12月5日にリリースすると記しているほか、続くシングルが2020年初頭にリリースされ、アルバムもその後間もなくしてリリースされると述べている。
彼はアルバムに参加しているサウンド・エンジニアやコラボレーターたちの名前を記した後で、続けて『EOB』の詳細や同作のインスピレーションについて記している。
「物語は2012年に『ザ・キング・オブ・リムス』のツアーを終えた後で、僕が家族と共にブラジルへ移住したことから始まったんだ。僕らは一風変わった国での生活を通じて、深遠な体験をすることになった」と彼は説明している。「ブラジルでの生活を終えて故郷に戻った時に、自分がウェールズにある丘に自発的に向かっていることに気が付いたんだ。ウォルト・ホイットマンの『草の葉』の詩と数本のギター、アンプ、ギター・ペダル(当然ながらね)を手に、カンブリア山地にコテージを借りて、アルバムを構成していく楽曲たちがそこで生まれることになったんだ」
エド・オブライエンは“Brasil”について、来たるアルバムと同じく「フラッドとして知られる音のマエストロである友人」がプロデュースを手掛けていることを明かしているほか、来年にソロ作を携えたツアーを行うとも記している。
エド・オブライエンの投稿はこちらから。
エド・オブライエンは今年4月にYouTubeのチャンネル「ザット・ペダル・ショウ」に出演して、フラッド(U2/PJハーヴェイ)やキャサリン・マークス(ウルフ・アリス/ザ・ビッグ・ムーン)をプロデューサーに迎えてアルバムに取り組んでいることを明かしていた。
エド・オブライエンは2016年からソロ・アルバムに取り組んでいることを明かしており、彼は当時、ソロとしてのデビュー作について2017年にリリースしたいと語っていた。
エド・オブライエンは以前、アルバムについて、かつてブラジルに住んでいた頃に訪れたリオのカーニバルにインスピレーションを受けていることを明かして、2019年のうちにリリースすることを目指しているとも語っていた。
エド・オブライエンは今年4月に『NME』とのインタヴューに応じて、自然環境が来たるソロ・アルバムに影響を与えているかという質問に次のように答えている。「とてもね。すべての楽曲を書いた場所に自然が関係していて、書き始めたのも自然の中なんだ。田舎で、インスピレーションを受けながらね。レコーディングの一部も田舎でやった。田舎に戻って清澄さを感じたいと思ったのが、そうした理由の一つだよ」
一方、レディオヘッドのフロントマンであるトム・ヨークは先日、ドナルド・トランプ大統領のような人々が生み出され続けてしまう理由を知りたいと語っている。
新たなインタヴューでトム・ヨークはエドワード・ノートンと対談を行っており、エドワード・ノートンが監督・脚本・製作・主演を務めた来たる映画『マザーレス・ブルックリン』や、自身が同作に提供した楽曲“Daily Battles”について語っている。
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