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キッド・ロックはステージ上でアメリカのトーク番組の司会者として知られるオプラ・ウィンフリーに対して暴言を吐いている。

先週、キッド・ロックは、自身が経営するナッシュビルのバー「キッド・ロックズ・ビッグ・アス・ホンキー・トンク・ロックンロール・ステーキハウス」のステージ上で泥酔しながら罵詈雑言を並べている。

「TMZ」が入手した動画によれば、「ファック、オプラ・ウィンフリー! ファック、キャシー・リー・ギフォード!」とテレビ司会者の名を挙げて、オプラ・ウィンフリーとジョイ・ベハーについて「くたばってくれよ」と語っている。

「俺は悪い奴じゃないんだ。正直者なだけでね。だから『おい、俺はオプラ・ウィンフリーとジョイ・ベハーは好きじゃない、くたばってくれよ』って言っちゃうんだよ。悪いな、ママ」とキッド・ロックは話を始めている。「『お前はひどいレイシストだ』って言われても、俺は『お前ってマジで変だな』とか『お前はお前の仲間を呼べば良い。俺は俺の仲間といるから』としか思わないわけでさ。は?、こんなの変じゃない?っていうね。ファック、オプラ・ウィンフリー! ファック、キャシー・リー・ギフォード!」

彼は次のように続けている。「俺は48歳だけど、みんなに味方になってほしいと思われているような男なんだ。つまり俺は悪い奴ではないわけでさ。みんな『ねえ、彼ってすごくカッコ良い』って思うわけだよ。なのにオプラ・ウィンフリーときたら『ねえ、白人の女性にも信じてもらえるようにするわ』とか言うわけだろ。くだらないね、くだばってくれよ。『ほら、キッド・ロックはレイシストに違いない』ってみんな言うんだろうけどさ。俺としては問題ないよ。うせろってところだね」

当時の模様はこちらから。

その後、彼は“Proud Mary”を歌ったものの、酩酊のあまり警備員に支えられながらステージを退場せざるを得なくなっている。

後日、キッド・ロックはフェイスブックで自身の発言について次のように説明している。「数年前に俺のスタッフが俺を『オプラ・ウィンフリー・ショウ』に出させようとした時に、彼女とその番組を好きな理由を5つ書いてくれって彼女側の人間が言ってきてね。それで、俺はそれも彼女もどうでもいいと言ったんだ。それだけだよ」

https://www.facebook.com/kidrock/posts/10157557777060049

「俺は多くの人が思っていることを言っているんだ。自分がそうあるべきだとは言ってない、ただ時には口にすることもあるわけでね。しょうがないよ」

彼は次のように続けている。「俺は大口を叩くところがあるし、時に飲みすぎることもある。驚かないだろ。懸命に働いて、人を助けるために多くのこともやっているけど、それはちょっとしたニュースにしかならない。だって、報道陣は俺がトランプを大好きなのが嫌いだからね。あいつらもくそくらえだよ。俺は俺だし、俺でないのなら、俺ではないわけだからね」

昨年、キッド・ロックは生中継でジョイ・ベハーをビッチと呼んだため、クリスマスのパレードから追い出されていた。

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