U2は現地時間11月22日にシドニーのクリケット・グラウンドで行った公演で「マクフィスト」の格好をしたファンがステージに飛び入りして、ボノとのダンスを披露している。
ステージに飛び入りしてみせたのは自称「スーパー・ボノ」というニックネームを持つマルコ・ピティーノという男性ファンで、彼はボノのかつてのオルターエゴの1つである「マクフィスト」を真似た格好をしてこの日の公演を訪れている。
「マクフィスト」は1992年から1993年にかけて行っていたZOO TVツアーでボノが扮していたキャラクターの1つで、マルコ・ピティーノはこの日、フェイス・ペイントや赤い悪魔の角、黄色いスーツといった「マクフィスト」の特徴を見事に取り入れた衣装に身を包んでいる。
マルコ・ピティーノの衣装はシンガーであるボノの目にも留まったようで、ボノは“Elevation”のパフォーマンス中に観客席にいたマルコ・ピティーノに呼びかけ、ステージに上がって来るように促している。
マルコ・ピティーノはその後、ボノと共にステージの上でダンスを披露して、数秒後にセキュリティによって一時的に取り押さえられたものの、そのままダンスを続行している。
all of this all of this …
all of this can be yours
#U2 #thejoshuatreetour2019 #Sydney #Australia pic.twitter.com/YIpkgM5DkG— U2 (@U2) November 26, 2019
マルコ・ピティーノは終演後にその一部始終を収めた映像を自身のインスタグラムで公開して、キャプションで次のように述べている。「早速だけど、僕は昨晩のステージに上がったんだ! 夢が叶った瞬間だったよ」
彼は次のように続けている。「ボノが僕を指差しているのがハッキリ見えるはずだよ。それも、2回もね! 1度目に彼に差された後で、僕は自分を指差して『僕かい?』という仕草をしたからね。それで、彼がもう一度、『そうだよ、君だよ! ステージの上で一緒にやろう!』っていう感じで僕を指差してくれたんだ」
「照明も、魔法も……それから、セキュリティの人たちも! みんな自分たちの仕事をしてくれて、すべては楽しさのなかにあったんだ。美しい夜の足しになったんじゃないかと思っているよ」
「ありがとう、ボノ。そして、みんなからの容赦のない、値しないほどのすさまじい愛にも感謝しているよ!」
マルコ・ピティーノによる投稿はこちらから。
U2は来月、13年ぶりとなる来日公演を行うことが決定している。
来日公演の詳細は以下の通り。
U2 THE Joshua Tree TOUR 2019
さいたまスーパーアリーナ
2019年12月4日(水)・5日(木) open 18:00 / start 19:30
RED ZONE(スタンディング) ¥60,000 (税込)
専用入場口、特製チケット、バックステージツアー抽選参加権、開演前飲食優先ご案内
スタンディング(前方) ¥19,800 (税込)
スタンディング(後方) ¥15,800 (税込)
SS席(グッズ付き) ¥38,800 (税込)
S席 ¥19,800 (税込)
A席 ¥16,800 (税込)
※価格は全て税込
※未就学児(6歳未満)入場不可
更なる公演の詳細は以下のサイトで御確認ください。
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