デイヴ・グロールはフー・ファイターズが「クールだ」と思ったことは一度もないとして、自分たちは「もはやオッサン向けのロック」だと語っている。
ポッドキャスト「グッド・フォー・ユー」の中で司会のホイットニー・カミングスからフー・ファイターズはクールなバンドだと称賛されると、デイヴ・グロールはこの驚きの発言をしている。「オッサン向けのロックについては知ってるだろ?」と彼は語っている。「僕らはもはやオッサン向けのロックだよ」
「第一に俺たちの全員が父親だというのがあって、君の言う通り、俺たちはロック・バンドなわけでね。ほら、俺ももう50歳で、白髪も生えてるわけでさ。まあ、要するに、俺は自分たちのバンドをクールだとか思ったことは一度もないんだ」
デイヴ・グロールは1999年発表のヒット曲“Learn to Fly”についても言及して、同曲について90年代にラジオで流行していたニューメタルではなく、当時リリースされていた60年代や70年代のソフトなロック・ソングを集めた全35枚からなるコンピレーション・シリーズ『AM ゴールド』に収録されているような曲を目指していたと語っている。
彼は続けて、フー・ファイターズが長きにわたって成功を収め続けていられることについても語り、自分たちが時代の流行からは常に距離を置いてきたことがその理由だと思っているとしている。
デイヴ・グロールは次のように語っている。「俺たちがヒップだったりクールだったことは一度もないわけでさ。俺たちはそうじゃなかったんだ。俺たちが今もここにいられるのは、思うに、自分たちがその時に流行している人気のものから距離を置いているからだと思うんだ。あとは、それに対して『そんなの気にするかよ?』って思っているっていうのもあるけどさ。俺はただ音楽をやりたいだけなんだよ」
先日、デイヴ・グロールはバンドの新作について「かなり風変わりな作品」になっていると語っている。
デイヴ・グロールはイギリスのテレビ番組「ブレアリング・アウト・ウィズ・エリック・ブレア・ショウ」に出演して、司会のエリック・ブレアに対して来たるバンドの通算10作目となる新作について語っている。
デイヴ・グロールはその詳細についてはほとんど言及していないものの、2017年の前作『コンクリート・アンド・ゴールド』との違いについての質問には次のように応じている。「聴けば分かるよ。かなり風変わりな作品になっているんだ」
デイヴ・グロールは今年9月にヘッドライナーとして出演したロック・イン・リオのステージで、バンドとしてニュー・アルバムの制作に取り掛かり始めると語っていた。
「いつここに戻って来られるかは分からないけど、俺たちは戻ってくるよ」とデイヴ・グロールは語っている。「来週は自宅に戻って、新しいフー・ファイターズのアルバムに取り掛かり始めることになる。いいことだよ。素晴らしいことだ」
一方、フー・ファイターズのドラマーであるテイラー・ホーキンズは先日、インタヴューでこれまでにフー・ファイターズとして行ってきたなかで最悪のライヴを振り返っている。
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