リアム・ギャラガーはロックスターとしての自身のライフスタイルについて語り、それをまっとうできないのであれば「豆腐でも作る」のと変わらないと語っている。
現在47歳のリアム・ギャラガーは『フォーブス』誌によるインタヴューに応じて、歳を重ねてもなおロックスターであり続けることの重要性について語っている。「音楽だけをやっているような奴にはなりたくないんだ」と彼は語っている。「ロックスターとミュージシャンというのは別物なわけでね。ロックスターじゃないミュージシャンのことは大勢知っているよ。そういう奴にはなりたくないんだ。俺はいいバランスを保っていると思うよ」
「バランスを取ることが重要なんだ。音楽がなければロックスターでいる意味がないわけでね。夢を見ているだけになってしまうからさ。そうだろ? バランスを取ることが重要なんだよ。ほら、ライフスタイルも音楽と同じくらい重要なものなんだ。多くの人は『ライフスタイルなんか知るかよ。重要なのは音楽だけだ』って言うのかもしれないけど、俺からしてみたら、そうじゃないんだよね」
リアム・ギャラガーはステージの上での振る舞い方に言及しながら次のように続けている。「ステージの上で誰かを感動させることができていたり、それでいて自分らしくいられているのであれば素晴らしいことだよ」とリアム・ギャラガーは語っている。
「AA(飲酒問題を解決するアルコホーリクス・アノニマス)の一員にはなりたくないね。そんなのは勘弁だよ。ステージの上で徹底的にシラフでいなきゃいけないって考えるとさ。俺はステージの上で酒を飲まないけど、いずれにせよ、そういうライフスタイルを送らなきゃいけないと思うとね」
「それなら別の仕事についたほうがマシだね」と彼は続けている。「花屋とかだったら、酒を飲まなくてもやれるかもな。もし誰かから今日、『もうお酒は飲めません』だったり、『タバコも文句もダメです』なんてことを言われたとしたら、ロックをやってる意味がなくなってしまうよな。何の意味があるんだ? っていうね。フリをしてるだけだろっていうさ。司書になるのと同じようなことでね。もしくは豆腐でも作るかね」
9月20日にセカンド・ソロ・アルバム『ホワイ ・ミー? ホワイ・ノット』をリリースしたばかりのリアム・ギャラガーだが、彼は先日、ソロとしての3作目となる来たるニュー・アルバムのタイトルを明かしている。
「そうそう、次のアルバムは『カム・オン・ユー・ノウ』というタイトルになるよ。前向きでしかないよな」と彼は語っている。「俺たちはタイトルを思いつき次第、取り掛かり始めるんだよ」
リアム・ギャラガーは先月、MTVヨーロッパ・ミュージック・アウォーズで初となるロック・アイコン賞を受賞している。
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