ザ・1975のフロントマンであるマット・ヒーリーはマイ・ケミカル・ロマンスへの思いを語って、フロントマンのジェラルド・ウェイについて「エモの先祖」と評している。
BBCラジオ1のニック・グリムショウの番組に出演したマット・ヒーリーは12月にロサンゼルスで行われるマイ・ケミカル・ロマンスの再結成ライヴを観に行くことを明かして、彼らの大ファンであることを認めている。
「あまり嬉しくはないよね。僕が公然と宣言したエモの王冠を取り戻しに来るんだからさ。彼は戻ってきて、王座奪還を宣言するんだろう? ジェラルドはエモの先祖のような存在なわけでね、どうもっていう感じだよ。帰ってくれっていうね」とマット・ヒーリーはファンからのザ・1975がマイ・ケミカル・ロマンスとコラボレーションする可能性はあるかという質問にジョークを交えて答えている。
彼は次のように続けている。「嘘だよ。マイ・ケミカル・ロマンスは大好きさ。コラボレーションするとは思えないけど、やらない理由はないよね」
番組の映像はこちらから。
"Emo grandad more like" ?
Now that @MCROfficial are back, has @gerardway reclaimed the title of Emo Lord from @Truman_Black? ? pic.twitter.com/HruqEnPEOi
— BBC Radio 1 (@BBCR1) November 14, 2019
現地時間10月31日にマイ・ケミカル・ロマンスは12月20日にロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで再結成ライヴを行うことを発表している。この公演は彼らにとって2012年以来の公演となっており、ダウンロード・フェスティバル・ジャパン2020に出演することも決定している。
マイ・ケミカル・ロマンスは2013年に解散を発表して以来、再結成が長らく待ち望まれていた。マイ・ケミカル・ロマンスについては今年、ジョー・ジョナスが彼らについてニューヨークで自身の隣でリハーサルを行っていたと語って以来、再結成の噂が取り沙汰されることとなっており、ギタリストであるフランク・アイエロによって再結成の噂は否定されていたものの、「何事も可能性はある」とも語られていた。
一方、マット・ヒーリーは現地時間11月13日、バンドの気候変動に対する姿勢を示すためにファンに植樹に参加するよう呼びかけている。
動物福祉施設であるペット・コミュニティ・センターのCEOで、ナッシュヴィルを拠点とする環境保護団体「ターニップ・グリーン・クリエイティヴ・リユース」で役員を務めるナタリー・コーウィンは、ザ・1975のファンに対して現地時間11月26日にニューオーリンズで行われるイベントで植樹する活動に参加してくれるように呼びかけている。
マット・ヒーリーにもシェアされた投稿の中でナタリー・コーウィンは次のように述べている。「ザ・1975のファンの皆さん、団結してください! 私たちのお気に入りのバンドや彼らの姿勢を称えるために木を植えましょう! 未来を植えるのです! 11月26日にニューオーリンズで私たちと共に参加するか、来られない方は木のスポンサーになってください!」
マット・ヒーリーはツイッターでファンに次のように呼びかけている。「こういうことを立ち上げ始めている人たちがいるんだ。最高にクールだよ」
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