テイラー・スウィフトはアメリカン・ミュージック・アウォーズの授賞式で予定されていたパフォーマンスが自身のカタログ音源を購入したスクーター・ブラウンとスコット・ボーチェッタに阻止されたとソーシャル・メディアで明かしている。
アメリカン・ミュージック・アウォーズの授賞式は11月24日にロサンゼルスのマイクロソフト・シアターで開催される予定となっており、テイラー・スウィフトはアーティスト・オブ・ザ・ディケイド賞を受賞する予定となっていた。
授賞式ではメドレーを披露する予定だったテイラー・スウィフトだが、それを妨害されたとソーシャル・メディアで告白している。全文訳は以下の通り。
「先日、アメリカン・ミュージック・アウォーズで私が今年の授賞式でアーティスト・オブ・ザ・ディケイド賞を受け取ることが発表されたの。それで、私はこの日のパフォーマンスでこの10年間全体に及ぶヒット曲をメドレーを披露することを考えていたんだけど、スクーター・ブラウンとスコット・ボーチェッタはそうした昔の曲をテレビで披露することはできないと今回言ってきたの。というのも、来年許可が出される前にそれらの楽曲を再レコーディングしてしまうことになるからだっていうのね。それと、この件についてもこうした形で言おうと思っていたわけではないけど、ネットフリックスでここ数年間に及ぶドキュメンタリーを制作してきたんだけど、スクーター・ブラウンとスコット・ボーチェッタはこのプロジェクトに過去の楽曲やパフォーマンス映像を使用するのを許可しなかったのね。彼ら2人やビッグ・マシーン・レコードには触れていないにもかかわらずね。スコット・ボーチェッタは私が自分の音楽を使えるのは、こういう時だけだって言ってきたの。来年、新レコーディング版をレコーディングするのをやめて(私は法的な許可を得ていて、楽しみにしている)、スクーター・ブラウンとスコット・ボーチェッタについて私のチームが話すのをやめろと言うことだとね」
「私に起きていることを公開することで他のアーティストの意識を変えることにもなるし、同様の顛末を防ぐ助けになると強く感じているのよ。私に送られてきたメッセージは基本的に分かりやすいものだったわ。お嬢ちゃん、黙りなさい。さもないと、罰を受けるわっていうね。こんなの正しくないわ。この人たちはそういう曲を書くのにも参加していないし、ファンとの間にある関係性を生み出すのについても何もしてくれなかった。だから、ここでみんなに助けを求めているの」
「スクーター・ブラウンとスコット・ボーチェッタにみんながどう思っているか教えてあげて。スクーター・ブラウンは他のアーティストや作品のことを気にかけているアーティストのこともマネージメントしている。そういう人たちにこの件で助けを求めてみて。自分が書いた曲を演奏したいだけの人物に対して専制的支配を行使しようとする人に道理を分からせてくれるようになることを願うわ。私の音楽の売上からの金銭をこの2人に支払っているザ・カーライル・グループにも助けを求めているところなの」
Don’t know what else to do pic.twitter.com/1uBrXwviTS
— Taylor Swift (@taylorswift13) November 14, 2019
「私は自分自身の曲を演奏できるようになりたいだけなの。それだけよ。プライベートにおいても自分のチームを通してこの件には取り組んできたけど、何も解決できなかった。今のところ、アメリカン・ミュージック・アウォーズでのパフォーマンスも、ネットフリックスのドキュメンタリーも、2020年11月までに予定されている録音・録画されるイベントには疑問符がつく形になっている。みんなのことを愛しているし、みんなには何が起こってきたのか知ってもらうべきだと思ったのよ」
テイラー・スウィフトは映画『キャッツ』で制作した新曲“Beautiful Ghosts”の音源が公開されている。
テイラー・スウィフトによるスタジオ・バージョンはエンド・クレジットで起用されるとのことで、劇内ではフランチェスカ・ヘイワード演じるヴィクトリアとジュディ・デンチ演じるオールド・デュトロノミーが2度、この曲を歌うと報じられている。
“Beautiful Ghosts”の音源はこちらから。
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