ザ・1975のフロントマンであるマット・ヒーリーはバンドの気候変動に対する姿勢を示すためにファンに植樹に参加するよう呼びかけている。
動物福祉施設であるペット・コミュニティ・センターのCEOで、ナッシュヴィルを拠点とする環境保護団体「ターニップ・グリーン・クリエイティヴ・リユース」で役員を務めるナタリー・コーウィンは、ザ・1975のファンに対して現地時間11月26日にニューオーリンズで行われるイベントで植樹する活動に参加してくれるように呼びかけている。
マット・ヒーリーにもシェアされた投稿の中でナタリー・コーウィンは次のように述べている。「ザ・1975のファンの皆さん、団結してください! 私たちのお気に入りのバンドや彼らの姿勢を称えるために木を植えましょう! 未来を植えるのです! 11月26日にニューオーリンズで私たちと共に参加するか、来られない方は木のスポンサーになってください!」
People are starting to set these up and it’s THE COOLEST THING EVER! https://t.co/TowZrvW4x4
— ?? (@Truman_Black) November 13, 2019
マット・ヒーリーはツイッターでファンに次のように呼びかけている。「こういうことを立ち上げ始めている人たちがいるんだ。最高にクールだよ」
先日、マット・ヒーリーは環境保護活動家のグレタ・トゥーンベリについて「これまでの人生で出会ってきた中で最もパンクな人」だと称賛している。グレタ・トゥーンベリは気候変動に抵抗する抗議運動において世界的な顔となっていて、9月23日にはニューヨークで開かれた国連の温暖化対策サミットでスピーチも行っている。
一方、マット・ヒーリーはイランで16年の懲役刑が言い渡されている10代の少女への支持も表明している。
イランに住むヤサマン・アリヤニは、イラン国内を走る電車の女性専用車両で、着用が法律で義務付けられているヘッドスカーフのヒジャブを母親と共に外しているところを収めた動画が拡散されたことをきっかけに、当局に逮捕され、「堕落や売春を誘発し、助長」しているとする容疑がかけられている。
マット・ヒーリーは先日、アムネスティ・インターナショナルの公式アカウントにもシェアされたインスタグラムへの投稿でヤサマン・アリヤニへの支持を示して、次のように述べている。「ヤサマンと彼女の母親は、2019年の国際女性デーの日にヘッドスカーフを外して、テヘランを移動する電車の女性専用車両の中で花を配って回っていたんだ」
「ヤサマンに対する残酷な刑罰は、イランにおけるヒジャブを着けなければいけないという差別的な法律に反対する女性たちに対する、広くまかり通った取り締まりの一部なんだ。単に彼女が女性たちは自分たちの着る物を選ぶ権利が与えられるべきだと考えているからという理由で、イラン当局がヤサマンの人生における最高の数年間を奪うことなんて許されてはいけないんだよ」
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