ブロック・パーティーのフロントマンであるケリー・オケレケが、ニュー・アルバム『ヒムズ』の制作にあたり、バンドの初期メンバー2人が脱退した理由について今週の『NME』で明らかにしている。
ブロック・パーティーはこの件に関し、今週の『NME』の独占カヴァー・ストーリーで語っている。彼らの新しい楽曲と、2013年のベーシストのゴードン・モークスとドラマーのマット・トングの脱退を引き起こした「根の深い問題」について説明している。
ケリー・オケレケによると、2人のメンバーが脱退することになった理由は、1つの大きな出来事のためというよりは、小さなことの積み重ねによるものだったという。「言ってしまえば、誰かがコカインをやっていて、誰かはやっていなかったってこと。俺の口からはそれだけだね」と話している。
「バンドがバラバラになるのはセクシーだって思ってるかもしれないけど、これは本当によくある話で、トイレを流さなかったり食器を洗い忘れたりするのと同じようなものさ。原因になった火種の話じゃなくて、『根の深い問題』に関してはそう言えるね」
ブロック・パーティーは先日、8月に行われるアメリカ公演で新メンバーを明らかにしており、脱退したゴードン・モークスとマット・トングに代わり、ベーシストにはジャスティン・ハリス、ドラマーにはルイーズ・バートルが加入している。
ケリー・オケレケは自分が絶対君主のように聞こえてしまわないかと慎重になった上で、ブロック・パーティーの変化は終わりを迎えたと語っている。「変化するか、止まるかのどちらかだったんだ。俺は自分のやっていることを愛しているから、2人は脱退しなければならなかったんだよ」
ケリー・オケレケは新しいメンバーについて、「長い間自分たちを知ってくれている人たち」にとっては間違っているように感じられるだろうと認めた上で、「そういうファンたちは、ブロック・パーティーに所属しているんじゃないわけでさ。俺はいつも、バンドの存続に対して何が大切なのかを一番に強く考えてきたんだ」
このインタヴューの全文と新メンバーの写真は『NME』のフリーマガジンと「NME.com」で見ることができる。
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