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AC/DCは来年3月にオーストラリアで開催されるトリビュート・コンサートのために高速道路が10キロにわたって閉鎖されることが明らかになっている。

このトリビュート・コンサートはAC/DCの元ヴォーカリストであるボン・スコットの没後40周年を記念したものとなっている。

AC/DCは2020年3月1日、ボン・スコットが若い頃によく走行していたキャニング・ハイウェイのキャニング・ブリッジからフリマントルまでの区間を閉鎖して、世界最長のステージでトリビュート・コンサートが開催されることが決定している。トリビュート・コンサートでは8組のバンドがAC/DCのカヴァーをパフォーマンスする予定となっており、アミル・ アンド・ザ・スニッファーズや少年ナイフらが出演することが明らかになっている。

AC/DCはかつて、今回閉鎖されるキャニング・ハイウェイの区間で危険な事故が相次いでいたことにちなみ、1979年発表のアルバムを『地獄のハイウェイ』と命名したことで知られている。

トリビュート・コンサートはAC/DCがメルボルンを走るトラックの荷台の上でパフォーマンスする“It’s A Long Way To The Top”のミュージック・ビデオを踏襲したものになるという。

トリビュート・コンサートは2020年のパース・フェスティバルの一環として開催されるもので、 芸術監督を務めるイアン・グランアージュは『ガーディアン』紙に公演の計画について次のように明かしている。

「きっかけは(フェスティバルが最終日を迎える)その日で40周年を迎えるということが判明したことでした」とイアン・グランアージュは語り、ボン・スコットの遺灰が彼の故郷にあるフリーマントル墓地に埋葬されてからこの日で40年を迎えることに言及している。

「信じられないような規模ではありますが、『やるしかない』と思ったのです」

イアン・グランアージュは当日披露される音楽について次のように語っている。「『カヴァー』はあまりよろしくない言葉のように思えます。むしろ、クリエイティヴな返答というほうが近いでしょう」

ラジオDJのエディ・トランクは今年4月、聴覚を失う恐れから2016年にツアーから離脱することを迫られていたブライアン・ジョンソンについて、次のアルバムのツアーでバンドに「間違いなく」復帰する予定だと語っている。

一方、ブライアン・ジョンソンは先日、イーグルスのギタリストのジョー・ウォルシュとのツー・ショットが公開されたことがきっかけで彼と共に新曲に取り組んでいるのではないかと噂されていたものの、ジョー・ウォルシュによってこの噂は否定されている。

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