レーナード・スキナードの結成メンバーで、長きにわたって38スペシャルのベーシストを務めていたラリー・ヤンストロムが亡くなった。享年70歳だった。
ラリー・ヤンストロムの訃報は現地時間10月6日に38スペシャルのソーシャル・メディアで伝えられている。
「偉大なベースによる偉大な男が僕らのもとを去ってしまった」とそこでは述べられている。「彼は世界中のアリーナでロックを奏で、自らの夢を生きることに成功したんだ。真に唯一無二の存在で、そのユーモアに満ちた人生の見方で僕らの士気をいつも高めてくれた彼は、気の合う旅の仲間であり、全員にとっての良き友人だった。出会う人たち全員に対して寛大な心を持っていた、優しい男だったんだ。彼のような男は二度と現れないだろう」
文章は次のように続いている。「献身的な愛や強さ、安らぎを彼の妻であるタニアや彼の家族に送ります。友人であり、パートナーである彼を僕らは寂しく思うだろう」
https://www.facebook.com/38Special/photos/a.10151030057365938/10156159325765938/
ラリー・ヤンストロムは1964年に結成メンバーの1人としてレーナード・スキナードに参加し、1971年に代役としてレオン・ウィルクソンが加入するまでバンドのベーシストを務めていた。ラリー・ヤンストロムはその後、レーナード・スキナードのフロントマンのロニー・ヴァン・ザントの弟であるドニー・ヴァン・ザントらによって結成された38スペシャルに1976年に加入している。ラリー・ヤンストロムは38スペシャルがリリースした12枚のスタジオ・アルバムのすべてにベーシストとして参加しており、最後にリリースされたアルバムは2004年の『ドライヴトレイン』となっている。
ラリー・ヤンストロムは2014年に、手に負った怪我が原因で手術を受けるために38スペシャルを脱退している。現時点でラリー・ヤンストロムの死因は明らかになっておらず、レーナード・スキナードも現時点で彼の訃報に際して声明を発表していない。
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