元ソニック・ユースのキム・ゴードンはかつてディズニーランドで大麻を吸って警備員から「ディズニーの牢屋」に入れられたことがあると明かしている。
キム・ゴードンは10月11日にソロ・デビュー・アルバム『ノー・ホーム・レコード』をリリースすることが決定している。
今回、キム・ゴードンはアルバムのプロモーションの一環として『ガーディアン』紙によるインタヴューに応じており、1970年代に経験した「地球で最も幸福な場所」での興味深い体験を明かしている。
キム・ゴードンはインタヴューの中で、かつてディズニーランドにある海賊をテーマにしたエリアである「トムソーヤ島」で友人と一緒に大麻を吸ったことがあると明かして、警備員に捕まって「ディズニーの牢屋」と彼女が呼ぶ場所に連れて行かれることになったと語っている。
「私たちは地下へ連れていかれたの」とキム・ゴードンは振り返り、「無線機を持ったミッキーマウス」がいる部屋に連れていかれた後で、警備員から「母親は君がブラジャーを着けていないことを知っているのか?」と訊かれたことを明かしている。
キム・ゴードンは一晩を施設の一室で過ごすことになったとして、当時自身が学んでいた政治学に結びつけて「頭の中で、ディズニーランドという場所がいかにファシスト的かということについてのレポートを書いていた」と振り返っている。
「アメリカにおける消費主義についての私の考えが確信に変わることになったわ。消費主義は私たちを食い物にしてるのよ」
10月11日にマタドール・レコードからリリースされる『ノー・ホーム・レコード』からは“Sketch Artist”と“Air BnB”がこれまでに公開されている。
『ノー・ホーム・レコード』には2016年発表のシングル“Murdered Out”も収録される。
昨年、キム・ゴードンはスティーヴン・マルクマス&ザ・ジックスの最新作『スパークル・ハード』に収録された“Refute”にも参加している。
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