ビリー・アイリッシュは自身のヒット曲のうちの2曲である“bad guy”と“when the party’s over”についてファンに気に入ってもらえないと思っていたことを明かしている。
“bad guy”と“when the party’s over”は共に今年3月にリリースされたビリー・アイリッシュのデビュー・アルバム『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』に収録されている。
「人々が何を求めているのか、私にはこれ以上分からないわ」とビリー・アイリッシュは衛星ラジオ局「シリウスXM」の番組「ザ・ハワード・スターン・ショウ」に出演して語っている。「みんな“bad guy”なんて気に入らないはずって思っていたし、“when the party’s over”もそう。今はどうすればいいかなんて分からないの」
同じインタヴューの中で、現在17歳のビリー・アイリッシュは若くして成功を収めたことに対する複雑な思いも明かしている。
「13歳の頃から有名になり始めたから、私の中には10代になり損ねたという思いもある。つまり、一般的な10代を過ごせなかったということよ」と彼女は語っている。「若くしてこうなれていることには、日に日に感謝するようになっている。もっと歳を重ねてから成功を収めていたとしたら、若い日の過ちを掘り起こされかねないわけでね。もしもあの年齢の時に成功を収めていなかったら、ただ闇雲にくだらないことをやっていたはずよ」
番組の中で、ビリー・アイリッシュはエリオット・スミスをカヴァーしたこれまで未公開だった音源も公開している。
ビリー・アイリッシュは現地時間9月28日に「サタデー・ナイト・ライヴ」に初出演して、“bad guy”と“i love you”の2曲のパフォーマンスを披露している。
この日のエピソードは「サタデー・ナイト・ライヴ」にとって第45シーズンの初回放送となっており、番組のホストはウディ・ハレルソンが務めている。ビリー・アイリッシュはこの日、まるで彼女が壁を歩いているかのように見える回転型のセットで“bad guy”のパフォーマンスを披露している。
ビリー・アイリッシュはまた、「ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?」ツアーと銘打った来年のワールド・ツアーで、環境保護のための活動を行っている非営利団体である「リヴァーブ」とパートナーシップを結んだことも明らかになっている。
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