ザ・1975のフロントマンであるマット・ヒーリーはテイラー・スウィフトのアコースティック・アルバムをプロデュースしたいと語り、彼女のアコースティック作をブルース・スプリングスティーンの『ネブラスカ』やジョニ・ミッチェルの『ブルー』になぞらえている。
マット・ヒーリーは現地時間9月23日に配信されたニール・グリフィスによるポッドキャスト「ザ・グリーン・ルーム」の放送第100回となるエピソードに出演して、昨今のポップスターたちについて言及している。マット・ヒーリーはポップスターたちの中には「自分たちの世界についてや、世の中について何も声を上げていない人たちがいる」とした上で、「自分に与えられている立場をきちんと利用しなければいけないという使命感が俺の中で一層高まっていることは言うまでもない」と語っている。
ニール・グリフィスがエド・シーランやテイラー・スウィフトといった具体的な名前を挙げると、マット・ヒーリーは「テイラーのことを悪く言うつもりはこれぽっちもないよ。テイラーは素晴らしいと思うからね」とした上で、彼女の次のアルバムをプロデュースしたいと続けている。マット・ヒーリーは以前、「Beats 1」のゼイン・ロウの番組に出演して、テイラー・スウィフトについて彼女はブルース・スプリングスティーンの最も簡素なアルバムである『ネブラスカ』のようなアルバムを作るべきだと語っていた。
「テイラー・スウィフトのアコースティック・アルバムだって?」とマット・ヒーリー語っている。「それ以上に売れそうなアルバムは思い浮かばないね。つまり、テイラー・スウィフトがより身近に感じられるカントリーに戻ってくるわけでね。もちろん、誰だってプロデュースしたいと思うよ! きっと彼女もこのアイディアには乗り気になるんじゃないかな。けどね、テイラー、もしも君がアコースティック・アルバムのためにマイクを調整してくれる人を必要としているのなら、僕がここにいるということを知っていてほしい」
マット・ヒーリーが出演した「ザ・グリーン・ルーム」のストリーミングはこちらから。
マット・ヒーリーはその後、テイラー・スウィフトのアコースティック・アルバムをブルース・スプリングスティーンの『ネブラスカ』やジョニ・ミッチェルの『ブルー』になぞらえて次のようにツイートしている。「テイラー・スウィフトがアコースティック・ギターを持って、自分なりの『ネブラスカ』や『ブルー』を作るんだ。ヤバいね」
Taylor Swift. With an acoustic guitar. Doing her ‘Nebraska’. Doing her ‘Blue’. Kill me
— ?? (@Truman_Black) September 24, 2019
先日、ザ・1975は2020年にUKとアイルランドで大規模なアリーナ・ツアーを行うことを発表している。2020年2月21日にニュー・アルバム『ノーツ・オン・ア・コンディショナル・フォーム(原題)』のリリースを控えているザ・1975は来年2月から行うアリーナ・ツアーの日程を発表して、来たる新作のリリース日にはロンドンのO2アリーナで公演を行うことも明らかになっている。
一方、テイラー・スウィフトは現地時間9月17日、2020年の夏にヨーロッパのフェスティバルを回る最新作『ラヴァー』を携えた大規模なツアーを行うことが発表されている。また、テイラー・スウィフトはアメリカのロサンゼルスとフォックスボロで「ラヴァー・フェスト」と銘打った自身のフェスティバルを開催することも発表されている。
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