メガデスのフロントマンであるデイヴ・ムステインは咽頭ガンの治療の進捗状況を報告して、主治医が自身の回復経過を「とても前向きに捉えている」ことを明かしている。
現在57歳のデイヴ・ムステインは今年6月17日に自身のフェイスブックで咽頭ガンを患っていることを公にして、既に「90%の成功率があるという治療計画」を立てていることを明かしていた。
メガデスはデイヴ・ムステインが治療に専念するため、今年予定されていた公演のほとんどをキャンセルしている。しかしながら、メガデスが主催するクルージング型のフェスティバルである「メガクルーズ」は依然として開催される予定となっており、10月13日から19日にかけて行われるこのイベントにはバンドも「何かしらの形」で参加することが発表されている。
デイヴ・ムステインは現地時間9月17日にバンドのソーシャル・メディアを通じて声明を発表して、現在の健康状態について報告している。「今はほとんど、治療の最終段階に差し掛かっているという感じでね。主治医たちは俺の回復経過をとても前向きに捉えているんだ」とデイヴ・ムステインは述べている。
「ここ数ヶ月にわたって応援やお祈りの言葉をくれているみんなにはお礼を言いたい。感謝してもしきれないくらいだよ。みんなも一緒になって闘ってくれていると思うと、このつらい道のりも乗り越えられるんだ!」
「今後数週間にわたって、回復の経過を診ていくことになる。今後も随時、進捗を報告していくよ。メガクルーズの最初の出港日も近づいているからね!」
デイヴ・ムステインは次のように続けている。「みんなに会うのが待ちきれないよ。(メガクルーズに出演する)他の素晴らしいアーティストたちも同じ気持ちだと思うよ! このイベントを記録に残るようなものにしよう。太平洋をスラッシュしながら進むまで、残り30日を切ったんだ!」
「近いうちに会おう」
メガデスの投稿はこちらから。
メガデスは今年5月、2016年発表の『ディストピア』に続くニュー・アルバムのレコーディングを行っていることを認めている。バンドはソーシャル・メディアにレコーディングを行っている写真を投稿し、「始まった。メガデスの16作目」とキャプションに添えている。
デイヴ・ムステインは今年3月『ミュージック・レーダー』誌にニュー・アルバムには12から13曲を収録しようとしていると語っていた。「契約書では1枚のアルバムに8曲しか入れなくていいということになっていたんだけど、そんなことできないよね。そんなの騙しているみたいでさ」
メガデスは2020年1月から2月にかけてファイヴ・フィンガー・デス・パンチのヨーロッパ・ツアーにサポート・アクトとして帯同することが決定している。
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