テイラー・スウィフトは2020年の夏にヨーロッパやアメリカのフェスティバルを回る大規模なツアーを行うことが発表されている。
テイラー・スウィフトは通算7作目となる最新作『ラヴァー』を携え、来夏にベルギーのウェリヒター・ブティックやベルリンのザ・ヴァルトビューネ、ノルウェーのオスロ・サマーティッド、デンマークのロスキルド・フェスティバル、フランスのフェスティバル・デュ・ニーム、ポルトガルのNOSアライヴに出演する予定となっている。
また、テイラー・スウィフトはアメリカのロサンゼルスとフォックスボロで「ラヴァー・フェスト」と銘打った自身のフェスティバルを開催することも発表されている。
「『ラヴァー』は広大な空間や夕日、夏についてのアルバムなの」とテイラー・スウィフトはツイッターに投稿している。「アルバムをオーセンティックに感じられる方法でパフォーマンスしたいと思っている。これまでに行ったことのない場所を訪れて、フェスティバルで演奏したいと思っているわ。フェスティバルがなかった場所については、自分で作ってみたの。紹介するわ、『ラヴァー・フェスト イースト+ウェスト』よ!」
The Lover album is open fields, sunsets, + SUMMER. I want to perform it in a way that feels authentic. I want to go to some places I haven’t been and play festivals. Where we didn’t have festivals, we made some. Introducing, Lover Fest East + West! https://t.co/xw6YMN38WE pic.twitter.com/IhVPQ8DMUG
— Taylor Swift (@taylorswift13) September 17, 2019
発表されたツアー日程は以下の通り。
20 June – Werchter Boutique (Werchter, Belgium)
24 June – The Waldbühne (Berlin, Germany)
26 June – Oslo Sommertid (Oslo, Norway)
1 July – Roskilde Festival (Roskilde, Denmark)
3 July – Open’er Festival (Gdynia, Poland)
5 July – Festival de Nîmes (Nîmes, France)
9 July – NOS Alive (Oeiras, Portugal)
18 July – Allianz Parque (Sao Paulo, Brazil)
25 July – Lover Fest West (Los Angeles, U.S.)
26 July – Lover Fest West (Los Angeles, U.S.)
31 July 31 – Lover Fest East (Foxborough, U.S.)
1 August – Lover Fest East (Foxborough, U.S)
現時点では6月末の予定が未定となっており、ファンの間ではテイラー・スウィフトがグラストンベリー・フェスティバルでパフォーマンスを行うのではないかとする噂が広まっている。
『NME』は『ラヴァー』について4つ星を付けたレヴューで次のように評している。「テイラー・スウィフトは、自分のことを歌わせた時に最も心地よく聴こえるシンガー・ソングライターとして最初に名前が挙がる人ではないかもしれない。不可解な例外こそあれ、『ラヴァー』は魅惑的な音楽を生み出すテイラー・スウィフトのソングライターとしてのスキルを改めて思い出させてくれる作品となっている。ブリーチャーズのジャック・アントノフやジョエル・リトル(ロード、カリード)らと共に、テイラー・スウィフトはプロダクション面での驚くべき進歩が詰め込まれた、滑らかで耳に馴染みやすいアルバムを作ることに成功している。サックスとトラップが爽やかに混じり合った“False God”に、『タンゴ・イン・ザ・ナイト』期のフリートウッド・マックを彷彿とさせる煌めくような“Death By A Thousand Cuts”、さらに80年代風の見事なポップ・チューンとなっている“Paper Rings”には、ラモーンズのような『エー! オー!』が入っている。本当にそうなのだ」
『NME』は次のように続けている。「『ラヴァー』を『カムバック』だと形容するのには少々気が引ける。彼女にとって最も売り上げが少なかった『レピュテーション』ですら、アメリカでトリプル・プラチナを獲得しているのだ。そういうわけで、『昔のテイラーは電話に出られない』とでも言っておこうか。彼女は今、もう一度自分に相応しい楽曲を書くことに勤しんでいるのである」
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