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マーティ・フリードマンはこれまでの自身のキャリアを振り返り、ここまでは「自分のやりたいようにできている」と語っている。

元メガデスのギタリストであるマーティ・フリードマンは2000年にメガデスを脱退後、日本に拠点を移して活動を行っており、2017年にソロとしての最新作『ウォール・オブ・サウンド』をリリースしているほか、昨年10月にはライヴ・アルバム『ワン・バッド・M.F.・ライヴ!!』をリリースしている。

今回、マーティ・フリードマンはポッドキャスト「スカーズ・アンド・ギターズ」に出演して、司会のアンドリュー・マッケイスミスによるインタヴューに応じている。

マーティ・フリードマンは自身をスラッシュ・メタル史上最も偉大なリード・ギタリストに上げる声があることについて訊かれると、次のように答えている。「誰かが自分のやっていることを気に入ってくれたという話は、何度聞いたって飽きないし、とても嬉しく思うよ」

「けど、それについて考え過ぎるようなことはしたくないんだ。自分のやっていることを誰かが気に入ってくれたとしても、それで慢心するようなことはしたくないし、誰かがそれを気に入らなかったとしても、それで次の作品への取り組み方を変えたりもしたくない」

マーティ・フリードマンは次のように続けている。「幸運にも、今までのところは自分のやりたいようにできている。参加してきてくれた人たちも素晴らしいしね。すごく多岐に渡っていると思う。僕の音楽はメインストリームに当てはまるようなものじゃないからね。だけど、僕は自分が作りたいと思うものだけを作ってきたし、次の作品に向けて他の人の意見に重きを置いたことは一度もないよ」

マーティ・フリードマンは続けて、これまでで最も大きなチャレンジは「何か」という質問に次のように答えている。「同じことを繰り返さずに、常に新しいものに挑戦してきたことだね。それが最大のチャレンジで、最も辛いチャレンジでもあるけど、それは僕がアルバムを作り始めた時から常に課してきたチャレンジなわけでね。完全に自分に馴染んでいるもので、自分にとってはすごく自然なことなんだ」

「それを続けられていることを幸せに思っているよ。『ウォール・オブ・サウンド』をリリースして以来、休息期間に入っているのはそういう理由もある。(2014年にリリースしたその前作)『インフェルノ』は最高の作品だったと思うし、個人的にも大満足していたんだ。それを超えることはできないと思ったし、絶対に不可能だと思っていた。そんな時に、もう一枚アルバムを作る必要に迫られたんだよ。ツアーが控えていたり、時間に制限もあったし、できないと思ったんだけどね。けど、実際には作ることができたんだよ。懸命に働いたんだ。僕は『ウォール・オブ・サウンド』に懸命に取り組んで、その結果にはとても満足しているよ」

「僕は今も『ウォール・オブ・サウンド』に圧倒されている。自分の作品に向けられる最大限の畏敬の念を抱いているよ。その畏敬の念は、大部分がアルバムに参加してくれた他の人たちのパフォーマンスに対してのものだよ。僕はあのアルバムをとても誇りに思っている。次のアルバムを作る時には、スタジオでそれを超えるものを作らなければいけないわけだからね。ハッキリ言って、次のチャレンジはあまり楽しみじゃないね」

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