コーンのシンガーであるジョナサン・デイヴィスは自分たちこそがニュー・メタルというジャンルにおける「最後の大きなムーヴメント」だと語っている。
カリフォルニア出身のコーンは25年前の1994年にセルフタイトルのデビュー作をリリースして、当時のメタル・シーンに旋風を巻き起こしている。
ジョナサン・デイヴィスは今回『ケラング!』誌のインタヴューに応じて、デビューした当時はシーンのはみ出し者のように感じていたことを明かしている。
「結局のところ、俺たちははみ出し者だったんだよ」とジョナサン・デイヴィスは語っている。「最初の頃は俺たちをどう扱えばいいのか誰にも分からなかったんだ。俺たちはノー・ダウトやペニーワイズ、KMFDMなんかとツアーを回ったりしながら、メタルのコミュニティからも受け入れてもらえたんだ。ギターを歪ませたりして、ヘヴィな音を鳴らしていたからね。けど、誰も俺たちの扱い方を分かっていなかったんだよ」
「俺たちはどこにも当てはまらなかったんだ。『トラックスーツを着てバグパイプを弾いているコイツは誰なんだ?』っていう感じでね。すごく奇妙な奴らだと思われていたんだ」
ジョナサン・デイヴィスは自分たちの音楽にレッテルが貼られることを好ましく思っていなかったとした上で、もし自分たちが「ニュー・メタル」を発明して後続のバンドに影響を与えていたのだとしたら素晴らしいことだとして次のように続けている。「ある種のムーヴメントを自分たちが作ったというのは最高にクールだよね。すごいことだよ」とジョナサン・デイヴィスは語っている。
「最後の大きなムーヴメントが俺たちだったんだ。他のバンドたちもそれに続いてくれたけど、すべての先陣を切ったのは俺たちなんだ」
コーンは通算13作目となるニュー・アルバム『ザ・ナッシング』をロードランナー・レコーズから9月13日にリリースすることが決定している。コーンは先日、来たる新作より新曲“Cold”の音源を公開している。
“Cold”の音源はこちらから。
一方、ギタリストのマンキーことジェームズ・シェイファーは先日、現行の北米ツアーから離脱することが発表されている。
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