ラナ・デル・レイはタイラー・ザ・クリエイターやエルトン・ジョン、レディオヘッドのトム・ヨーク、BABYMETALらに続いてビリー・アイリッシュに賛辞を寄せている。
ラナ・デル・レイは現地時間8月28日に『ニューヨーク・タイムズ』紙に掲載されたインタヴューで現代のメインストリームにおけるポップ・ミュージックの潮流について語っており、その中で現在17歳のビリー・アイリッシュを次のように称賛している。「ビリー・アイリッシュのことは大好きよ」とラナ・デル・レイは語っている。「ポップ・ミュージックのカルチャーにおいて私が待ちわびていたような瞬間がようやく来たという感じね」
「私は自分に見る目があると思っていて、女性のポップ・シンガーが本物のスピリットを持っているかだとか、遊び心のある炎を内に秘めているかどうかが分かると思っているの」とラナ・デル・レイは続けている。ラナ・デル・レイはビリー・アイリッシュについて「途轍もない才能」だと称賛して、ビリー・アイリッシュの音楽のほんの一部を聴いただけで彼女が秘めている才能に気がついたと語っている。
ラナ・デル・レイとビリー・アイリッシュは相思相愛の関係となっており、ビリー・アイリッシュは今年4月、自身が他の女性アーティストと比較されることについて次のように語っていた。「『ビリー・アイリッシュは新しいラナ・デル・レイだ』みたいなことは聞きたくないの。そうやってラナに失礼を言うのは止めてほしいわ!」とビリー・アイリッシュは『ロサンゼルス・タイムズ』紙に語っている。「彼女はキャリアを通じて自分のブランドを完璧に築いているし、そんなことを言われる必要はないわけでね」
ラナ・デル・レイが今回のインタヴューで称賛したアーティストはビリー・アイリッシュだけでなく、来たる映画『チャーリーズ・エンジェル』シリーズの新作に提供した楽曲でマイリー・サイラスと共に自身とコラボレーションしたアリアナ・グランデにも次のように賛辞を寄せている。「アリアナのことは大好きよ。『デンジャラス・ウーマン』はずっと聴いていたわ」とラナ・デル・レイは語っている。
ラナ・デル・レイは次のように続けている。「ある時に電話番号を教えてもらって、そこからはよく話をしているの。その後で『thank u, next』がリリースされて、あのアルバムは最高だったわ。どの曲に対しても、『彼女はどうやってこれを書いたの?』って思っていた。だから彼女から『チャーリーズ・エンジェル』への参加を頼まれた時には、『いいわ。あなたが本当に望むなら!』っていう感じだったわ」
ラナ・デル・レイはグラミー賞の最優秀ポップ・アルバム賞にノミネートされた2017年発表の前作『ラスト・フォー・ライフ』に続く待望のニュー・アルバム『ノーマン・ファッキング・ロックウェル!』を今週8月30日にリリースすることが決定している。ラナ・デル・レイは先日、新作に参加しているジャック・アントノフと仕事をすることを当初は不安に感じていたことを明かしている。
「曲を書きたいような気分じゃなかったの」とラナ・デル・レイは米『ビルボード』誌に語っている。「(ジャック・アントノフは)夕食がてらに不定期に私と会っていたんだけど、『もう私以外の全員と仕事をしたんでしょ。私のための空間はどこにあるの』って思っていたわ」
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