ニール・ヤングは2012年発表の『サイケデリック・ピル』以来となるクレイジー・ホースとのニュー・アルバム『コロラド』をリリースすることを発表して、新作からの最初の楽曲となる新曲“Rainbow of Colors”のリリースを予告している。
ニール・ヤングは現地時間8月17日に自身のウェブサイト「ニール・ヤング・アーカイヴス」への投稿で新曲のリリースを発表して、次のように述べている。「ビリー、ラルフィ、ニルス、そして私は今は亡き私のオリジナル・プロデューサーで、人生を通じての友人だったデヴィッド・ブリッグスがかつて言っていたように、“Rainbow of Colors”を傷だらけの栄光の中でみんなに届けられることを嬉しく思っているよ」
ニール・ヤングは今年4月にクレイジー・ホースとのニュー・アルバムに取り組んでいることを明かしていた。今回、ニール・ヤングは新作『コロラド』を10月にリリースすることを発表して、「3分から13分の長さの新曲が10曲」収録されることを明かしている。新作はCDやデジタルでのリリースに加えて、2枚組アナログ盤としてもリリースされることが発表されており、そのうちの3面にアルバムが収録されるほか、アナログ盤にはアルバムには収録されていない7曲のシングルが限定で収録されるという。
ニール・ヤングは先日、15本の映像作品の制作に専念するために今年は予告されていたクレイジー・ホースとのツアーを行わないことを発表している。ニール・ヤングはそのうちの1本として新作『コロラド』の制作過程を時系列順に収めた『マウンテントップ・セッションズ(原題)』と題した映像作品に取り組んでいることを明かしており、映像作家のC・K・ヴォリックが監督を務めた同作を『コロラド』がリリースされるのと同じ週に世界各国の100館以上の映画館で上映することを発表している。
「すごく野心的な作品になっているよ。制限を設けていないんだ。まさにそのまま、全体のプロセスを観ることができるものになっている。ありのままをね!」とニール・ヤングは「ニール・ヤング・アーカイヴス」で述べている。「このような題材をこれほどまでにオープンに、強烈さをもって収めた映画はこれまでになかったんじゃないかな」
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