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ノエル・ギャラガーエミネムのように薬物やリハビリのことを歌った楽曲を書くのは「退屈」だと語っている。

ノエル・ギャラガーは新たなインタヴューの中で、14年前にエミネムについて「バカ」と語ったことについて訊かれ、今もそう思っているかという質問に応えている。

ノエル・ギャラガーはアイルランド版『インディペンデント』紙に次のように語っている。「えっと、アイツはリハビリに行ったことを20年以上歌い続けているような奴らの一人なわけでさ」

「コカインなんて少しくらいやったことがあるものだと思うし、酒だって一杯くらいは飲んだことあるだろ。俺たちの全員がそうじゃないか? 俺はそういう(エミネムのような)奴らの一人になりたいと思ったことはない。退屈だからな」

ノエル・ギャラガーは次のように続けている。「薬物についての曲を書くことも、反対に薬物から抜け出すことについての曲を書くことも、同じくらい退屈なことだよ」

ノエル・ギャラガーは2005年に『ガーディアン』紙と行ったインタヴューでラップ・ミュージックをいかに嫌っているかについて語り、当時のラップ・シーンを象徴するスターであったエミネムや50セントをその筆頭として挙げている。

「俺はヒップホップを軽蔑してる。大っ嫌いなんだ」と彼は語っている。「エミネムなんか本当にバカだし、50セントは俺が人生で会った中で一番最低な奴だ」

同じアイルランド版『インディペンデント』紙とのインタヴューの中で、ノエル・ギャラガーはオアシス時代の“Supersonic”などの制作過程に言及して、コカインでハイになりながらいかにして「素晴らしい」楽曲を書いていたかについても語っている。

ノエル・ギャラガーは続けて、自身の楽曲の中には標準に満たないようなものもあったとして次のように語っている。「一方で、(2000年発表のアルバム)『スタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイアンツ』みたいな酷い作品も書いているわけでさ。あの時は何も言うことがなかったんだ」

「当時は文字通り、単語で韻を踏もうとばかりしていてね。ツアーが控えていて、ツアーに出なければいけなかったんだ。まあ、それは一つの要因に過ぎないんだけどさ」

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