Eleanor Jane

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トゥールは過去のバック・カタログがストリーミング・サービスに配信されたことを受けて『ラテラルス』がiTunesのアルバム・チャートでトップに立っている。

トゥールはソーシャル・メディアですべてのカタログ作品を様々なストリーミング・サービスで聴くことのできるリンクを投稿しており、アップル・ミュージックやスポティファイなどで『オピエイト』、『アンダートウ』、『アニマ』、『ラテラルス』、『10,000デイズ』が公開されている。

フロントマンのメイナード・ジェームス・キーナンはそれに際して次のようにコメントを寄せている。「我々が取り憑かれ、そして夢見た、ベータマックスとレーザーディスクが支配する世界は終わってしまった。我々も前に進む時が来た。でも心配ご無用だ。君たちの深堀りを可能にするんじゃないかと思う最新のモノがあるんだ。それはデジタル・ダウンロードとストリーミングって呼ばれるものだ。みんな、未来への心の準備をしておけよ!」

デジタルでの配信を受けて2001年発表のサード・アルバム『ラテラルス』がiTunesのアルバム・チャートでトップに立っている。“Schism”や“Parabola”といったシングルを収録している『ラテラルス』はビリー・アイリッシュや『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』や『ライオン・キング』、『グレイテスト・ショーマン』のサウンドトラックをしのいで1位を獲得している。

さらにトゥールの楽曲が5曲iTunesのダウンロード・ソング・トップ10に入っており、“Schism”、“Forty Six & 2”、“Stinkfist”、“Ænema”、“Vicarious”がリル・ナズ・Xの“Old Town Road”やビリー・アイリッシュの“Bad Guy”と共にランクインしている。

一方、トゥールは通算5作目となる『フィア・イノキュラム』が8月30日にリリースされることが決定している。アルバムには5月にライヴで初披露された“Invincible”と“Descending”が収録されるものと見られている。トゥールにとってアルバムは13年ぶりとなる。

新作は『10,000デイズ』も手がけているジョー・バレッシがプロデュースを、ボブ・ラディックがマスタリングを担当していると報じられているが、新作の詳細はまだあまり明らかにされていない。

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