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ザ・1975は新曲“The 1975”を発表している。

ザ・1975は新曲の発表に先立ってフェイスブック、インスタグラム、ツイッターといったソーシャル・メディアのアカウントを一旦削除していた。

“The 1975”は5分弱の楽曲で、スウェーデン人の環境保護活動家のグレタ・トゥーンベリによるスポークンワードを主体としたもので、その内容は石油が全世界で毎日1億バレル使用されていることを指摘し、今こそ目覚め、反逆の時だと語りかけるものとなっている。これまでもザ・1975はアルバムの冒頭に“The 1975”と題した楽曲を収録してきた。

新曲“The 1975”はこちらから。

マット・ヒーリーは『NME』に対して新作について次のように語っている。「すごく家庭的なアルバムなんだ。多くがそういうことについてなんだよ。メンタルヘルスや家族生活についてが主なテーマになっていてね。僕たちは次のアルバムで歌われているような家庭的な環境で『ネット上の~』を制作したんだ。まだ“Love It If We Made It”みたいな曲はないよ。そういう曲は1曲もないんだ」

「『ネット上の人間関係についての簡単な調査』を作っていた時は、何か特定のものを作ろうとしていたわけではなかったからね。もちろん、(マイ・ブラッディ・ヴァレンタインの)『ラヴレス』のようなアルバムを作りたいと思ったこともあったし、(レディオヘッドの)『OKコンピューター』のようなアルバムを作りたいと思うこともあった。そういうあらゆるアルバムについて言えることだけどさ。(ジョン・コルトレーンの)『ブルー・トレイン』とかね」

「新作では、僕に(ブルース・スプリングスティーンの最も簡素なアルバムである)『ネブラスカ』を目指していた時期やジョン・ホプキンスの『イミュニティ』を目指していた時期があったことを感じ取ってもらえるはずだよ。『ネブラスカ』のような一つの瞬間を収めたようなアルバムを作りたいと思っているんだ」

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