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オジー・オズボーンとシャロン・オズボーンはドナルド・トランプ大統領が1980年発表の“Crazy Train”を「無許可」で使用したとして批判している。

ドナルド・トランプ大統領は民主党の討論会が技術的な問題でスムーズに進行しなかった様子を収めた映像をからかってツイートする際に“Crazy Train”をBGMとして使用している。

シャロン・オズボーンは夫のオジー・オズボーンに代わって声明を発表しており、曲の使用を許可していないとしているほか、代案を提示している。

「今朝、無許可でオジー・オズボーンの“Crazy Train”を使用されたことに基づき、政治的な広告や政治のキャンペーンにオジー・オズボーンの音楽を使用することを禁止する通告をトランプの政治団体(もしくは他のいかなる政治団体)に送ります。いかなる場合においても、オジーの音楽を許可なく使うことはできません」

「また、トランプ氏には以下のような提案をしたいと思います。友人のごミュージシャンに連絡を取られてみてはどうでしょう。カニエ・ウェスト(“Gold Digger”)やキッド・ロック(“I Am The Bullgod”)、テッド・ニュージェント(“Stranglehold”)であれば、音楽を使う許可を出してくれるかもしれません」

ドナルド・トランプ大統領が無許可で楽曲を使用しているとしてアーティストから批判されるのは今回が初めてではなく、共和党の大統領予備選挙のキャンペーン中などの楽曲使用をめぐっては、これまでにエアロスミスやガンズ・アンド・ローゼズザ・ローリング・ストーンズ、ニール・ヤング、トム・ペティ、リアーナらから楽曲の使用を中止するよう求められている。

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