エミネムの父親であるマーシャル・ブルース・マザーズが亡くなったことが報じられている。享年67歳だった。
マーシャル・ブルース・マザーズはエミネムが幼少期だった頃に家を出て行ったとされており、エミネムは自身の楽曲で度々、自身を棄てた父親のことを批判している。
「TMZ」によれば、マーシャル・ブルース・マザーズはインディアナ州フォートウェイン近郊で亡くなったという。近隣の住民は心臓発作のために亡くなったと述べている。
エミネムは2002年発表のシングル“Cleanin’ Out My Closet”で自身の父親について言及しており、自身の娘であるヘイリーに対して父親と同じような関係を築くつもりはないとラップしている。
R.I.P. Marshall Bruce MATHERS, Jr. (1951-2019), American construction worker and musician (Daddy Warbucks). Estranged father of Marshall Mathers III, ‘Eminem’. pic.twitter.com/NFRppWPdQe
— In__Memoriam (@In___Memoriam) June 26, 2019
エミネムは次のようにラップしている。「“My faggot father must’ve had his panties up in a bunch ‘Cause he split, I wonder if he even kissed me goodbye. No, I don’t, on second thought, I just fuckin’ wished he would die. I look at Hailie, and I couldn’t picture leavin’ her side”(俺のゲイの父親はパンティをまとめて出て行った/俺たちから離れたんだ。お別れのキスをされたのかも覚えてない/いや、それはなさそうだな。アイツには死んでもらいたいよ/(娘の)ヘイリーを見ると、俺があの子のそばを離れるなんて想像もつかない)」
エミネムは以前、父親に手紙を送ろうとしたことがあるものの、「差出人に返送」と書かれて自身のもとに戻ってきたことを明かしている。
一方で、マーシャル・ブルース・マザーズはエミネムが名声を獲得した2001年に彼と連絡を取ろうとしたものの、彼の母親であるデビーから接触を拒否されたとする公開書簡を発表したことで知られている。
「息子に心から会いたいと思っており、彼に愛していると伝えられたらと思っています。息子のお金に興味があるわけではありません」とマーシャル・ブルース・マザーズは当時述べている。
「私はただ、息子と話がしたいだけなのです。もしも彼が再び私を人生に受け入れてくれたら、いつだって彼のそばにいるということを知っておいてほしいのです」
マーシャル・ブルース・マザーズは22歳だった時に当時15歳だったエミネムの母親となるデビーと出会い、間もなくして2人の間にエミネムが誕生している。
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