メタリカはマンチェスターのエティハド・スタジアムでの公演に先立ってマンチェスターにあるホームレス支援団体に多大な寄付をしたことが明らかになっている。
メタリカは現地時間6月18日に「ワールドワイアード」ツアーのヨーロッパ・ツアーの一環としてエティハド・スタジアムで公演を行っている。
メタリカはソールド・アウトとなったこの日の公演に先立ってマンチェスターでホームレスの支援活動を行っている慈善団体「コーヒー・4・クレイグ」に4万ポンド(約545万円)を寄付したことが明らかになっている。2013年に同団体を設立した代表者のヘンドリックス・ランカスターはメタリカからの寄付金について12ヶ月分の活動費用を賄える金額だと述べている。
メタリカが設立したチャリティー団体「オール・ウィズイン・マイ・ ハンズ」は「コーヒー・4・クレイグ」にバンド・メンバーが小切手を手渡ししている写真をツイッターに投稿して、次のように述べている。「『メタリカ・イン・マンチェスター』に参加して、コミュニティに住む傷つきやすい人々をサポートしているコーヒー・4・クレイグへの支援に協力してくれたファンのみんなに感謝しているよ」
Thank you to all the fans attending #MetInManchester tonight for joining @Metallica in supporting @Coffee4Craig, as they support vulnerable people in their community. #MetallicaGivesBack #AWMH pic.twitter.com/HDnUUoozmX
— All Within My Hands Foundation (@AWMHFoundation) June 18, 2019
マンチェスターのノーザン・クォーター地区を拠点に活動している「コーヒー・4・クレイグ」は「最も傷つきやすい人々が尊厳や幸福を取り戻す」ための支援活動を行っている。「変容していくマンチェスターのニーズに対応して、常に独自のサービスを提供していくことを目指し、その時々に合った支援を提供していきます」と団体のウェブサイトでは説明されている。
メタリカは昨年、カリフォルニア州を襲った大規模な山火事の救援活動を支援するため「オール・ウィズイン・マイ・ ハンズ」から10万ドル(約1100万円)を寄付している。メタリカは救援活動を行っていたノース・ヴァリー・コミュニティ・ファウンデーションとロサンゼルス消防局ファウンデーションの二つの団体に対して、それぞれ5万ドルずつを寄付している。
一方、メタリカは現地時間6月20日にさらなるUKでの公演としてロンドンのトゥイッケナム・スタジアムで公演を行う予定となっている。メタリカは今年のヨーロッパ・ツアーとしてこれまでにアムステルダムやケルン、アイルランドのスレイン・キャッスルで公演を行っている。
メタリカは現地時間6月11日に行ったアムステルダムのヨハン・クライフ・アリーナでの公演で、本編最後に披露した“Seek and Destroy”で13歳のドラマーであるエヴァンと共演している。この日はエヴァンの誕生日だったことも明らかになっている。
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