ノエル・ギャラガーはリアム・ギャラガーのライヴを観に行くくらいなら自分のクソを食べたほうがマシだと語っている。
ノエル・ギャラガーは現地時間6月14日にワイト島フェスティバルでヘッドライナーを務めており、バックステージで「アブソリュート・ラジオ」のインタヴューに応じている。
マンチェスター・シティを長年応援していることで知られるノエル・ギャラガーはインタヴューの中で、「(ライバルである)マンチェスター・ユナイテッドが(リーグ戦やカップ戦を含む)4冠を達成するのを見るか、ウェンブリー・スタジアムでリアム・ギャラガーが彼の新曲だけをやるライヴを観るのとではどちらがマシか」というファンから寄せられた質問に答えている。
「自分のクソでも食ったほうがマシだな。それで、どっちも見ないっていうね」とノエル・ギャラガーは答えている。「ピザに自分のクソを乗せて、それを強制的に食わされたほうがマシだよ。アイツが自分の曲を殺しているのを聴くくらいならな」
「もしかしたら変装して行くかもしれないな。漁師みたいな格好をして、サングラスを四重にかけた上でならアイツの公演に行くかもしれない。それで、『失せろ! 最悪だよ、失せろ!』ってことを言うことになるんだろうな。どこかの時点で、ステージの上に掲げられた俺の肖像がゆっくり燃やされていくのを見なきゃならないんだと思うよ」
同じインタヴューの中で、ノエル・ギャラガーはザ・キラーズを初めとしたアメリカ出身のバンドが世界各国のフェスティバルでヘッドライナーを務めている現状についても言及している。
インタヴュアーから昨年のワイト島フェスティバルではザ・キラーズがヘッドライナーを務めていたことを指摘されると、ノエル・ギャラガーは次のように語っている。「ザ・キラーズはあらゆるフェスティバルでヘッドライナーを務めているよ。同時に2つの場所でヘッドライナーを務めていることすらあるだろ。俺は去年のヨーロッパ・ツアーであらゆる有名なフェスティバルに出演したけど、ザ・キラーズかフー・ファイターズ、もしくはレッド・ホット・チリ・ペッパーズがほとんどすべてに(ヘッドライナーとして)出演していたよ。彼らか、もしくはキングス・オブ・レオンみたいな感じでさ」
「最近のイギリス音楽に何が起きてしまったのかは分からないけどさ。けど、アメリカ人っていうのは一様にパイロばっかり使いやがるし、楽曲だって、ドラムが勢いよく入ってくるようなクソみたいに同じパターンのものばかりだよな」
ノエル・ギャラガーは先日、政治的な問題をテーマにしたインタヴューでEU離脱について語り、EU離脱に反対する人々を批判している。
『マンチェスター・イヴニング・ニュース』の取材に応じたノエル・ギャラガーはEU離脱による影響について不満を持っている人々について自身の考えを明かしている。「EU離脱に投票したバカよりも一つだけ悪いことがあってさ。投票を覆そうとするアホたちが生まれてきたってことでね」
彼は次のように語っている。「民主的な手続きに参加しているならさ。その結果に満足できないなら北朝鮮に行けばいいんだよ。国民投票の日、俺はこう思ってたんだ。『投票所に行く気にならないな。誰がEU離脱なんかに投票するんだ? そんな考えバカげてるだろ』ってね。でも、次の日、起きたら、『なんてことだ、クソ』ってことになってたんだ」
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