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リリーアレンは6月14日にワイト島フェスティバルで行ったライヴでグレンフェル・タワーの火災の犠牲者への黙祷を遮った少数の観客を批判している。

リリー・アレンはこの日のステージで火災の犠牲者に黙祷を捧げるよう観客に呼びかけている。2017年6月14日にウェスト・ロンドンのグレンフェル・タワーで起こった火災で72人が犠牲となっており、多くのホームレスを生むことになった。

黙祷の最中に観客の何人かがリリー・アレンに向かって叫び始めたことを受けて黙祷を遮った観客を批判し、「今の最中に喋った人は最低ね」と述べ、黙祷を遮ったファンに対して“The Fear”を捧げている。

聴衆のうち何人かが彼女に向かって叫んでおり、リリー・アレンはこの黙とうを遮った人々に対し「黙とうの最中に話した人はみんなクソね」と呼びかけ、自身の歌 黙とうを邪魔したファンに捧げたという。

その時の模様はこちらから。

ライヴの最後でリリー・アレンはテリーザ・メイやボリス・ジョンソンに向け“Fuck You”を捧げている。

昨年、アデル、ストームジー、マーカス・マムフォード、そしてアカラは火災を受けて「グレンフェル・ユナイテッド」としてメッセージ動画を公開している。

「セントラル・ロンドンにあるグレンフェル・タワーを襲った、72人が犠牲になった火災から18ヶ月が経ち、ストームジーやアデル、マーカス・マムフォード、アカラを初めとしたスターたちが、国家に変革を促すために、生存者や犠牲者の家族らと共に『グレンフェル・ユナイテッド』として立ち上がった」と動画の説明文には記されている。

「これはチャリティ動画じゃない。明らかにするための動画なんだ」とストームジーは動画の冒頭で語りかけている、映像は火災の影響を受けた人々がそれぞれの体験を語っていくという内容で、1人の少女は次のように語っている。「私は2週間意識を失っていました」

アカラは今回の火災の原因とされる「クラッディング」と呼ばれる建築手法で建てられている建物が今も441棟あるとして「政治家たちにはこの一件を風化させてほしくないし、何も変わらないという状況にはしてほしくない」と続けている。

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