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テイラー・スウィフトは歴史的なストーンウォールの反乱から50周年を迎えたことを記念してニューヨークのストーンウォール・インで行われていたプライドのイベントにサプライズで出演してパフォーマンスを行っている。

「ストーンウォールの反乱」は1969年の6月28日に起きた事件で、「自然に反する性行動」を禁止するソドミー法のために同性愛者に対する偏見が根強くあったアメリカにおいて、初めてLGBTの人々が警察に反発した出来事として知られている。米『ビルボード』誌によれば、テイラー・スウィフトがストーンウォール・インを訪れた現地時間6月14日、ストーンウォール・インではLGBTQの人々に対する偏見を撲滅し、すべての人々にとって安全な場所を作るための活動を行っている団体「ストーンウォール・イン・ギヴズ・バック・イニシアティヴ(SIGBI)」を支援するための慈善イベントが開催されていたという。

テイラー・スウィフトは俳優のジェシー・タイラー・ファーガソンの呼び込みでサプライズでステージに登場して、彼と共に“Shake It Off”をパフォーマンスしている。

テイラー・スウィフトは“Shake It Off”のアコースティック・パフォーマンスを披露した後で、「ハッピー・プライド月間!」と祝福の言葉を述べてステージを後にしている。

オンライン上で公開されているパフォーマンス映像などの投稿はこちらから。

「ストーンウォールにいるんだけど、どうやらテイラーもここにいるみたい」

「テイラー・スウィフトがここでパフォーマンスをする。泣きそうよ、私もストーンウォールにいるの」

「もう秘密にしなくてすむのが嬉しい。ストーンウォールの反乱から50周年を迎えたことを祝福するために、この人がストーンウォール・インに来てくれた。テイラー・スウィフト、あなたはまるで宝石。あなたがLGBTQコミュニティのためにしてくれているすべてのことに感謝している。みんなあなたが大好き!」

「テイラーが、1969年の6月にプライドが始まった場所として知られるストーンウォールを訪れた。涙が出るよ」

「想像してみてよ。ストーンウォールにいたらテイラー・スウィフトがどこからともなく現れて、ジェシー・タイラー・ファーガソンと一緒に“Shake It Off”をパフォーマンスして、去って行ったのよ? まさに前に見てうなされていた夢のようだわ」

テイラー・スウィフトは今年4月、LGBTQの人々に不利な法案の撤回を州議会に請願するために発足した150人の宗教指導者からなるLGBTQの権利擁護団体「テネシー・イコーリティ・プロジェクト(TEP)」に11万3000ドル(約1250万円)を寄付したことが明らかになっている。

「親愛なるクリスへ。私はこの手紙をみなさんの取り組み、とりわけ私たちの州議会における『スレート・オブ・ヘイト(ヘイト助長)に立ち向かうために、テネシーの信仰指導者の請願を集めていた最近の取り組みに刺激されたことを伝えるために書いています」とテイラー・スウィフトがTEPの事務局長であるクリス・サンダースに送った手紙には綴られている。

「私の心からの感謝の気持ちを彼らにお伝えいただき、みなさんや指導者の方々がなさっている取り組みの支援のためにこの寄付をお納めください。彼らがすべての人々に信仰の場所を与えてくださっていることに感謝しています」

テイラー・スウィフトはニュー・アルバム『ラヴァー』を8月23日にリリースすることが発表されている。

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