ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストであるスラッシュはバンドが既にニュー・アルバムに収録するのに足りるほどの楽曲を書き上げているという噂について言及している。
2016年にクラシック・ラインナップでの再結成を果たしたガンズ・アンド・ローゼズは「ノット・イン・ディス・ライフタイム」のツアーで大きな成功を収めている。ガンズ・アンド・ローゼズは今年、ケンタッキー州ルイヴィルで開催されるラウダー・ザン・ライフ・フェスティバルや、ボナルー・フェスティバルの会場で開催される新たなフェスティバルであるイグジット111、オースティン・シティ・リミッツ、ヴードゥー・ミュージック+アーツ・エクスペリエンスなどのフェスティバルへの出演が発表されている。
ガンズ・アンド・ローゼズの最新作は2008年発表の『チャイニーズ・デモクラシー』となっているが、スラッシュは先日、バンドとしての新曲に取り組み始めたことを明かしていた。
スラッシュは今回『ロック・セラー』誌によるインタヴューに応じて、バンドが既にニュー・アルバムを作れるほどの楽曲を書き上げたという噂は本当かという質問に答えている。「誰もが(記事を)読めるような状況になっている頃には、俺の発言が誇張されたものに変化してしまうわけでね」とスラッシュは語っている。「アクセルがしばらく取り組んでいるマテリアルがあるということなんだ。それらをすべて集めたら、アルバムにするには十分な量になるかもしれないけどさ」
「ガンズ・アンド・ローゼズとしてスタジオに入って、俺やダフ(・マッケイガン)とかと一緒になってアルバムに取り組むという作業は、まだ始まったばかりなんだ」とスラッシュは続けている。「そういうわけで、(アルバムにするのに十分な曲があるとは)言い難いね」
「みんなデモを持ち寄っているし、それぞれがマテリアルを用意しているから、そういったものがこれからどうなるかは分からないけどさ。俺たちが集中できるかにかかっているんだ」とスラッシュは続けている。「そういうわけで、ガンズ・アンド・ローゼズの次なる作品についての質問には答えるのが難しいんだ」
スラッシュは先日、デトロイトのラジオ局「101 WRIF」によるインタヴューに応じて、これまで新作についての具体的な言及を避けてきた理由について次のように語っている。
「そのことについては俺たちはまだ何もやったわけじゃないからね。何も言いたくないんだ」とスラッシュは語っている。「昔はよく、誰もが宣伝のために口からでまかせを言っていたりしただろう? だから、俺は正直でいたいと思ったんだ。そういうわけで、当時は取り組んでいると言えることがなかったんだよ。けど、今では(今年の秋に)一連の公演をやることが判明しているし、取り掛かり始めたからね。そういうことだよ」
スラッシュは以前、ガンズ・アンド・ローゼズの新作についてどのようなものになるかという質問に次のように答えている。「さっぱりわからないよ。本当に何もわからない。どんなのにもなり得る……出来上がるまではわからないね」
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