ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードは90年代にゲイであることを告白した時に経験した反発を受けた体験について明かしている。
『エドモントン・ジャーナル』の新たなインタヴューでロブ・ハルフォードは1998年に『ジ・アドヴォケート』紙でゲイと明かしたことでファンを失ったかと尋ねられている。『ああ、間違いないね』とロブ・ハルフォードは応じ、自身が経験した差別的な体験について語っている。
「同性愛嫌悪者にまとわりつかれるようになったんだ。それは今も続いているよ。もう戻れない場所があるんだ。殺されてしまうからね」
「ビジネスのことに関して言うと、あのことを告白したことで発見したのは、ゲイの人々が自分のためじゃなく、みんなのために生きている人生に気づいたってことでね。70年代とか80年代とかは、それはすごく難しいことだったんだよ」
ロブ・ハルフォードは次のように続けている。「私はジューダス・プリーストを何よりも愛しているんだ。そして、常に頭の中にあるのは、これは注意深く言わなければならないけど、(セクシュアリティの問題は)音楽にとっては重要なことじゃないんだ。だけど、言えるのはストレートの人は僕の仕事をできないということだね(笑)。僕の見方はそういうものだよ」
「フレディも重要なことではないと言ってるんだけど、フレディがゲイじゃないとしても、クイーンはまったく違うバンドだっただろうからね。でも、あの時点で新聞に話さなければならなかったことは僕の人生にとっては重要な一部だったんだよ」
同じインタヴューの中でロブ・ハルフォードはエルトン・ジョンともデュエットしたいと語っている。「すぐにでもやりたい」とロブ・ハルフォードは応じている。
先日、ロブ・ハルフォードはライヴ中にスマートフォンを蹴り飛ばした映像がオンラインに上がっている。
ジューダス・プリーストは現地時間5月25日にイリノイ州ローズモントのローズモント・シアターで公演を行っており、“Judas Rising”の演奏中にロブ・ハルフォードは最前列のファンが掲げるスマートフォンに素早く力強いキックをお見舞いしている。
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