スリップノットのフロントマンであるコリィ・テイラーは来たるニュー・アルバムと先日公開された新たなマスクについて語ったインタヴューが公開されている。
スリップノットは通算6作目となる新作『ウィ・アー・ノット・ユア・カインド』を8月9日にリリースすることが決定している。アルバムからはトラックリストやアートワークが公開されているほか、新曲“Unsainted”のミュージック・ビデオも公開されている。
今回「ヘヴィ・メタル・ヒル」のインタヴューに応じたコリィ・テイラーはニュー・アルバムやその前に幕を開けるツアーについて語っている。
「本当にダークなんだ。音楽的には『アイオワ』と『VOL.3:(ザ・サブリミナル・ヴァーシズ)』の間の感じだね。実験的だったけど、死ぬほどヘヴィなんだ。アグレッシヴなんだけど、大量のメロディーがあるんだよ。みんな、本当に掘り下げてくれると思っているけどね」と彼は新作について語っている。
コリィ・テイラーは次のように続けている。「ここ数年で気づいたクレイジーなことは、俺に対する人々の見方が変わったように見えることでね。意見を持つということがクールなことだと思ったんだよ。今じゃ炎上野郎みたいになってしまったわけだけど、みんなが俺に盾突こうとしているのは感じてるけど、俺はそれを利点として使っているんだ。『分かったよ、悪役が欲しいんだろ? 俺が悪役になってやるよ』ってね。それが今、俺が人生でいる場所だね。気にしちゃいないよ。だって俺が基本的に言っているのは『俺を気にいる必要はない。だけど、俺を愛することになる』ってことだからね」
新たなマスクを手がけたトム・サヴィーニについては次のように語っている。「これまででも最もクールなことだったね。彼は俺たちを家に呼んでくれてね。これまででも最高のSFとホラーのミュージアムだったよ。俺のマスクはピッツバーグ郊外の彼の学校で製作されたんだ。彼のアシスタントであるジェイソン・ベイカーと一緒に作業をした。今だってひどく興奮しているよ」
来たるツアーについてコリィ・テイラーは次のように語っている。「俺たちはこれまでやってこなかった新たな領域を見つけようとしてるんだ。セットの大きさとかだけじゃなく、ライヴのヴィジュアル的な観点においてね。芸術的に探求できるものを常に見つけようとしてきたんだよ。これはクラウンの得意とするところだよね。彼の頭ってアートの集合体みたいなものでね。いつも誰にも勝っている方法を見つけ出そうとしているよ。本当に触発させられるんだ。音楽に身を投じている人、それを取り巻く環境のさまを見ることには勇気づけられる。そもそもどうして音楽が好きだったのかということを思い出させてくれるんだ」
「俺たちは絶えず進化し続けている。これまでやってきたどんなことよりも新しい領域を見つけ出そうとしているし、同時に人々によく理解してもらおうとするのはタフなことだけどさ。常に皿回しをしているようなものだね。俺たちはそういうこともかなり熟達していると思うし、このアルバムはそうやって新たな連中と共に一歩を踏み出すものだし、それで予想以上のことをやってのけるんだ」
スリップノットは来月6月に開催されるダウンロード・フェスティバルに出演することが決定している。
広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.